心理科学科 Psychology

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関西福祉科学大学大学院心理臨床学専攻:公認心理師養成カリキュラム

2020年度大学院

研究交流会を開催しました

9月23日(水)の朝から、十分な物理的距離を確保した形で、心理臨床学専攻修士課程の研究交流会が開催されました。
M2の6名の院生からは、修士論文へ向けて、自分の研究の背景や研究のねらい、現在までに得られた結果などの報告がありました。
これに対して、M1の院生さんたちや先生方から、研究の詳細について熱心な質問が行われて、有意義な研究交流となりました。
M1の5名の院生さんたちは、自分の研究上の興味やこれから取り組みたいことなどについて紹介がありました。
新型コロナ感染症のために院生室利用の制限もあった不利な条件の中で、院生さんたちの成長を確かめる良い機会となりました。

新入生インタビュー:津田大希さん

新しい学園2号館の2Fカフェの前で。論文が掲載されている学術雑誌を手に。

(津田さんは、本学心理科学部で4年間学び大学院に進学されたところで、新型コロナ感染症のための自宅学習を経験されました)。
 4-5月は 大学に入ることができませんでしたので、授業支援システム(マナバ)を通じて提供される情報や、また、授業によっては、ZOOMを使ったディスカッションなど、遠隔学習で学んできました。現在は、感染に注意しつつ、普通に授業が行われており、大学院生室もPCが整備されていて快適に学んでいます。
 大学院で学び始めて実感しているのは、自分で考える機会が多くなったことです。これは、ディスカッションの機会が多いからだと思います。将来は、公認心理師を取得して、仕事をしている人たちの支援をする心理専門職を目指しています。興味をもっているワークエンゲイジメントなど多くを学んで、産業ストレス学会などの学会等にも積極的に参加したいと思っています。卒業研究を、指導教員の津田恭充先生の勧めもいただき論文にすることができました。長見まき子先生のご指導を受けている修士論文の研究はまだ考えているところですが、研究論文として報告できればと思っています。
 自粛期間中は家にずっと籠っていましたが、趣味である電車の写真撮影などの活動ができるようになるといいなと願っています。
(写真:新しい学園2号館の2Fカフェの前で。論文が掲載されている学術雑誌「人間環境学研究」を手に)


対面のM1/2合同ケース検討会

 ・4月5月と対面授業ができませんでしたが、大学院でも対面授業が実施されています。
・この写真は、M1とM2の合同のケース検討会の様子です。
・ケース検討は個人情報も取り扱いますが、さいわい心理・教育相談センターは独立した建物でもあり、その2階の部屋で窓や廊下の扉を開放してい実施しています。
・参加者間も距離を取り、感染症対策の上で実施され、対面授業ならではの充実した話し合いが行われています。

入学式・オリエンテーション

・大学新入生と合同の入学式は開催されませんでしたが、4月2日に、大学院社会福祉学研究科の新入生を迎えて入学式とガイダンスがありました。
・写真は、畠中研究科委員長から、新入生全員を対象に、大学院生活の送り方のお話をされているところです。
・心理臨床学専攻では、5名の新入生をお迎えしました。おめでとうございます。
・4-5月は、学部と同様に遠隔授業でしたが、6月から対面授業で深い学びを始めています。


2020年度の研究演習担当者一覧

相谷 登(あいたに のぼる) 家族心理学、犯罪・非行臨床心理学
粟村 昭子(あわむら あきこ) 臨床心理学、心理アセスメント、聴覚障がい者の心理的援助
宇惠 弘(うえ ひろし) 教育心理学
小笠原 将之(おがさわら まさゆき) 精神医学
亀島 信也(かめしま しんや) 発達心理学
木村 貴彦(きむら たかひこ) 認知心理学、産業心理学、人間工学
櫻井 秀雄(さくらい ひでお) 発達臨床心理学
島井 哲志(しまい さとし) ポジティブ心理学、健康心理学・行動医学、公衆衛生学
多田 美香里(だだ みかり) 認知心理学
谷向 みつえ(たにむかい みつえ) 臨床心理学、臨床発達心理学
長見 まき子(ながみ まきこ) 職場のメンタルヘルス
福田 早苗(ふくだ さなえ) 健康科学、予防医学、公衆衛生学
山田 冨美雄(やまだ ふみお) 生理心理学・健康心理学
津田 恭充(つだ ひさみつ) 臨床心理学、社会心理学

大学院のニュース:大学院の勉強会が開催されました

・2月18日12時から15時まで、臨床福祉学専攻代表の安井理夫先生の呼びかけで、今年度をもってご退職の柏木雄次郎先生と川上範夫先生をお招きして「私にとっての『臨床』とは」と題して、勉強会が開催されました。
・両先生からは、事例を通してのご経験を感動的かつ分かりやすくお話しいただきました。
・先生方の今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

勉強会後に、これまでの厚いご指導に感謝して、院生の方々から花束が贈呈されました。

大学院をリニューアルして、公認心理師に対応したプログラムを開始します

・心理臨床学専攻では、2019年度から、大学院担当の教員を強化してきましたが、2020年度から、大学院の学則を改訂し、従来対応してきた臨床心理士だけでなく、公認心理師に対応した、4つのモデルをもとにカリキュラムを選択できるようにしました。

・この制度に関して、大学院心理臨床学専攻の説明会を6月24日(月)に開催し、40名を超える参加があり、終了後も質問などが相次ぎました。アンケートに書いていただいた、ご質問の中に、皆さんに向けて回答するほうが良いものもありましたので、以下にお答えしておきます。

・モデルなどの詳しい説明は、下記の心理臨床学専攻のページをご覧ください。

・学部の公認心理師養成プログラムの詳細については、下部にあるバナーをクリックしてください。

<説明会でのご質問と回答>

Q:大学院入試には、どれくらいの英語が必要ですか?(2年生)
A:大学院の学生募集要項があります。そこに、過去の入試問題がありますので、ご自分で確認して判断することができると思います。
・なお、公認心理師試験にも、臨床心理士試験にも、英語があるわけではありません。それなのに、なぜ、大学院の入学試験に英語があるのかというと、大学院で専門の充実した学びをするためには、英語の専門書や専門論文を読むことが欠かせないからです。それは、修了してからも、最新の心理サービスを提供する専門家として学び続けるために必要な基礎的な力でもあります。

Q:学部で公認心理師の受験資格を満たした履修をしていなくても、大学院に進学することは可能ですか。(1年生)
A:可能です。その場合には、大学院で公認心理師の受験資格を得ることはできませんが、大学院で必要な単位を得れば、臨床心理士の受験資格を得ることができます。また、臨床心理士をめざさない場合にも、大学院に進学して専門的知識を学び、専門性を高めることが可能です。

福科大の公認心理師養成プログラムについて

公認心理師は、はじめての心理学専門家の国家資格

 心理学の専門職として、多様な領域で活躍することができる心理職の国家資格です。実践5領域が示されています。
 本学は、以下の5領域で活躍する公認心理師を養成することをめざしています。
 〇福祉:本学の基盤・中核であり、近年、社会的ニーズも高くなってきています。 
 〇医療・健康:これまでに、臨床心理士を養成してきており実績があります。 
 〇産業:本学付属のEAP研究所を含めて産業メンタルヘルスの実践実績があります。
 〇司法:これまでに多くの卒業生を送り出しています。福祉領域ともつながるものです。
 〇教育:これまで、臨床心理士養成を通じてスクールカウンセラーの養成をしてきた実績があります。

※公認心理師法の詳細は、厚生労働省のホームページへ(リンク)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116049.html

公認心理師養成の大学院とは

・公認心理師になるには国家試験を受験し合格する必要があります。
・このために、心理学を専門としており、受験に必要な心理学科目を学び実習する大学学部教育を受けて卒業している必要があります。
・その後、国家試験を受験する資格を得るためには、大学院で2年間学ぶのと実務経験を積むという2通りの方法があります
・大学院で学ぶことのメリットは最短で受験資格を得られることと、受験のために十分に準備することができることです。
・また、新しい研究領域に触れることで、現在、心理学専門家のサービスがまだ行き届いていない実践の場を開拓し活躍する力が蓄えられます。20年後にはもっと多くの場で心理学の専門家が活躍し絵散ることになるでしょう。

大学院の公認心理師養成

大学院の公認心理師養成プログラムをリニューアルします

畠中宗一(大学院研究科長・社会福祉学部教授・家族臨床福祉学)

公認心理師養成に対応した新しい履修モデルを導入しました。公認心理師と臨床心理士の両方、あるいは、どちらかの受験資格を得ることを選択することが可能になっています。
学部で心理学を学んだ卒業生が進学して、公認心理師として5領域で活躍する人材を育成する体制づくりをめざしています。


大学院は「公認心理師養成課程」として確認通知を得ています

 すでに、文部科学省および厚生労働省より、「公認心理師」養成に必要な科目の確認が完了した旨の通知(平成30年10月1日付 29受初健食第23号、障精発1001第1号)があり、2018年度入学生から、「公認心理師」取得に対応したカリキュラムを実施することが認められています。
 これより、関西福祉科学大学大学院 社会福祉学研究科 心理臨床学専攻で開講される所定のカリキュラムを履修することにより、公認心理師国家試験受験資格の取得が可能になっています。
 これまでの通り、指定大学院として臨床心理士の受験資格を得るためのカリキュラムを履修することも可能です。

大学院「心の健康教育に関する理論と実践」の授業の様子

大学院生を対象とした、公認心理師養成のための授業「心の健康教育に関する理論と実践」の授業も始められています。大学院らしく、少人数の授業で、熱心な学びが始まっています。
 

大学院の授業の続報

「心の健康教育に関する理論と実践」の最終日は、各自が開発した健康教育プログラムをデモンストレーションを兼ねて実践するという発表会が行われました。一人30分程度、それぞれが工夫した健康教育プログラムを発表し、どの理論をどのように生かしたのかなどのディスカッションも行われて、心の健康教育の実践に向けて重要なポイントを学ぶ機会となりました。

大学院の先生方の研究活動紹介 「産業ストレス学会」

  • 11月29-30日に、中之島の大阪市中央公会堂で「第27回日本産業心理学会が開催されました。山田冨美雄先生が、産業ストレスに対するポジティブ心理学的介入の効果について発表されました。(写真は、発表後、質問に回答している場面です)

  • この学会では、長見まき子先生が副大会長の役割つとめられました。歴史ある建物で1200名を超える参加者がありました。この大学院では、このように学会運営に携わったり、参加・報告することも、教員として大切な社会的役割と考えています。