社会福祉学科について
社会福祉の専門職は言うに及ばず、広く地域社会において福祉社会の構築に貢献できる実践力を身につけた社会福祉士、精神保健福祉士等の育成を目的としています。
そのため、講義から演習さらに実習への学習プログラムを大切にし、社会福祉の実践に必要な価値観、専門的知識、技術や技法を修得することが教育目標です。
学科の特長
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次代のソーシャルワーカーに
求められる確かな力を身につけます利用者の方や住民の方との出会いや感動を大切にする「こころ」と、そこから生まれるそれぞれの「おもい」をもとに、人の幸せや社会の豊かさに貢献できる「かたち」を生み出す「ちから」(福祉マインド)を育みます。
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将来の地域福祉をリードするため
幅広い領域を学んだ専門家をめざします福祉をはじめ、医療や産業、教育など幅広い領域を学びます。そこから地域社会が抱える問題と立ち向かい、解決法を考え抜く力を養います。将来の地域福祉活動をリードできる専門家に必要な知識・技術を身につけます。
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実習や地域と連携したプロジェクトで
福祉の現場に必要な主体性を育てます。社会福祉施設や相談機関と連携した学外実習やプロジェクトを用意しています。この経験の積み重ねが、学生ののびしろを大きく伸ばし、主体的に福祉の現場と関わる積極性を育みます。
学科のポイント
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第34回社会福祉士国家試験合格者数 46名
全国第24位 21年連続大阪府No.1
(通信教育部・過程を除く)
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大学で学んだ専門職への就職に強い!
2022年3月卒業生就職決定率97.0%
70%が福祉・医療系に就職
専門職比率が高いのが特長です! -
社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格に加えて、新たに
介護福祉士の資格取得が可能になります。
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価値ある国家資格のW取得を目指せます!(定員10名)
社会福祉士+精神保健福祉士
社会福祉学科長インタビュー
社会福祉を学ぶことは「すべてのひとがその人らしい暮らしを実現する」ことを目指すための知識・技術・価値を学ぶことです。
そして、社会福祉学科で4年間学ぶことで自然に「福祉マインド」が身につきます。
「福祉マインド」とは単に「やさしいこころ」や「思いやりのこころ」を指すのではなく、むしろ「やさしさの技術」を取得し、自らが社会的役割を実行するための素養であると言えます。
さらに「やさしさの技術」とは、「何でもやれますよ」などと相手に伝えることではなく、自分の行えること、行えないことを自覚し、「相手の考えを受け容れた上で、自分の考えを伝えられる」ことや、「相手の気持ちに共感する」ことなどを各々の価値観を超えて行うことができるためのスキル(技術)です。
その根底には、「支援が必要な人」を「弱いひと」や「気の毒なひと」と捉えるのでなく、すべてのひとが「唯一無二のかけがいのない存在」であるという理解(価値)を前提としています。
これらを学んだ先輩たちが、関西一円に福祉専門職や企業の会社員として多数存在しています。その活躍の場は、福祉施設の枠を超えて、福祉系企業や地方自治体(の公務員として)、病院、社会福祉協議会などに拡がり、今も活躍しながら後輩を待ち望んでいます。
社会福祉学科では、学年が一堂に会する講義の科目から、一クラス10人前後で構成される「演習」、「実習」の授業が充実しています。そういったクラスでは教員は社会福祉援助において基礎となる信頼関係形成のための支援を自ら体現し、学生は(教員との信頼関係を背景に)いち早く安心感を得て、のびのびと学習することが可能になります。
「人を支える」ことは、間違いなく人間にとって最高の価値そのものです。何かを得るために「支える」のではなく、そのひとがいるから、ただ「支える」ことが可能になると「支えている」と思っていたひとが実は相手から「支えられている」ことに気付きます。
あなたもそのような最高の体験につながる学びをしてみませんか?
社会福祉学科 三つのポリシー
社会福祉学科のアドミッション・ポリシー(求める学生像と受け入れ基本方針)、
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)、
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)はこちらからご覧ください。