心理科学科 Psychology

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心理科学科へ ようこそ!

心理でええやん!  

   いいんです!  
 


      人間の気持ちってやっぱり大切です。こころについて学んでみるのはどうですか?


福科大がええやん! 

   おすすめです!
  
      人生のさまざまな場面の心理学を学ぶ3つのコースを揃えて、お待ちしています。


関西福祉科学大学心理科学部心理科学科の3つのコース

心理科学科には3つのコースが設置されています(2023年度から)。

1)社会・生活コース:人々の健康や幸福感を高める人材を育成します

2)教育・発達コース:包括的な支援や援助ができる人材を育成します

3)医療・健康コース:心の健康の維持・増資をはかる職業人を育成します



< 社会・生活コース>

 社会・生活コース長  多田美香里 教授


学べる科目は「社会情勢と現代カルチャーの心理学」、「恋愛心理学」、「司法・犯罪心理学」など。
現代社会の様々な問題を心理学で読み解きます。未来を生き抜くヒントを見つけましょう!   

                                        


コース推奨授業紹介

「社会情勢と現代カルチャーの心理学」
・心理科学の勉強は知識を増やすことでなく、知識を身につけて活かすことを目的にしています。この科目では、私たちが生きている今の社会情勢や文化を分析し、問題を解決するために心理科学をどのように活かせばよいか考えます。

<教育・発達コース>

 教育・発達コース長  荒木繁宏 教授

教育・発達コースは、ヒトの様々な学習や成長・発達という現象を様々な側面から考えていきます。
精神保健福祉士を目指す人をはじめ、これからの社会のダイバーシティに必要な「学び・育つ」という問題を幅広く探求するコースです。

コース推奨授業紹介

「教育・学校心理学」
・学校における心理専門職であるスクールカウンセラーの職務内容や子どもが抱える今日的な心理的問題について学びます。教育心理学と学校心理学の知見をもとに、学校での心理専門職の役割について学び、かつその役割について理解を深めることをめざします。

<健康・医療コース>

健康・医療コース長  小笠原將之 教授


公認心理師などの対人援助専門職を志す方はもちろん、心理臨床の知識を身に付けて官公庁(公務員)や一般企業などで活躍したい方にも適しています。
関連する科目も多数取り揃えています。 




コース推奨授業紹介

「神経・生理心理学」
・生理心理学や神経心理学では脳や身体と心の関係を探ることがテーマとなっています。この授業では、脳や身体と心との関連を学びます。具体的な研究例を通して心の働きや状態と脳・神経活動の関係について理解を深めることをめざしています。

3つのコースと資格

各コースは下に紹介する2つの資格と直結しているわけではありません。
心理学を活かした対人支援を求める人はビジネスやサービスの場にも多くいます。
また、精神保健福祉士も公認心理師も幅広い社会的役割が期待される資格です。
どちらの資格を目指す場合も、それぞれのコースで学んだ内容を活かすことができます。

心理科学部は、二つの国家資格の養成をしています

社会が求める仕事としての精神保健福祉士と公認心理師の養成

・本学部では、当初より、公認心理師養成に加えて、精神保健福祉士の養成も行ってきました。

・精神保健福祉士は、精神保健の支援を必要とする人たちを対象とした福祉の国家資格です。
・心理科学部は大学4年間で取得可能なこの資格養成を充実させ、定員を拡大してきました。

・心理学の唯一の国家資格としての公認心理師制度は2017年からスタートし5年を過ぎました。
・心理科学部に入学する方々の一定数は、国家資格である公認心理師をめざしてこられます。

・知識と経験を得た修了者が、社会が必要とする心理社会支援を届けることを願っています。

二つの資格養成で学ぶこと

・どちらの資格要請でも本格的に学ぶ中心は2年生以降になります。以下、1・2年の流れです。

・1年生:精神保健福祉士の単位取得を目指す可能性を考えている場合には、以下の2科目を履修します。
   春学期:ソーシャルワークの基盤と専門職、秋学期:社会福祉調査の基礎
・1年生で公認心理師に求められる科目のすべては、心理学の専門科目として学部の必修科目になっています。

・2年生になる前に、精神保健福祉士の志願を申し出て、審査を経て2年生の演習実習のクラス配属が決まります。
・公認心理師のためには、2年生で、学部必修ではない心理学専門科目を学ぶことが必要になります。

・したがって、2年になる時には、資格をめざす場合には、どちらをめざすのかを決意することが求められます。
・もしも、どっちを選べばいいのと迷っている方は、本学では1年間じっくりと考えて選ぶことができるのです。

精神保健福祉士と公認心理師という国家資格の違い

どちらも心理社会的支援を行う専門職です

・精神保健福祉士は、精神保健福祉士法(平成9年法律第131号)に基づく名称独占の資格です。
・専門的知識及び技術をもって、精神障害の医療を受けたり社会復帰のための支援の相談を行います。
・このために、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行います。
・この後や別のページに詳しい説明のある公認心理師と異なるのは、その専門性が福祉領域であることです。

精神保健福祉士の社会的役割

・先行して国家資格となった精神保健福祉士は、精神障害者の支援を念頭にスタートしたものです。
・しかし、現在の対象は、神障害者だけでなく、日常生活や社会生活に支援を必要とする人たちに拡大しています。
・つまり、メンタルヘルスの課題を抱える人たちへの援助に広り、活動も、教育、司法、産業・労働分野へ拡大しています。
・これを受け、令和2年に、拡大する役割に的確に対応できる養成のために養成カリキュラム等が見直されています。

心理社会的支援の専門性の動向と社会のニーズ

・公認心理師の考え方の中で、従来の臨床心理専門家と違うことのひとつは、チーム医療の中の役割です。
・公認心理師は、医療でも、その他の領域でも、他の専門職と連携して仕事をすることが求められます。
・これは、専門職が専門に閉じこもることなく、支援を必要とする人を中心に活動することを意味します。
・同じことは、精神保健福祉士にも起きており、最近の養成カリキュラムの見直しもその一環といえます。
・このためには、公認心理師も福祉を一定の深さまで、精神保健福祉士も心理を深く学ぶことが必要です。
・本学部は、福祉科学の大学の心理科学部という位置づけから、社会のニーズに応えていくことをめざします。

公認心理師の社会的役割

・公認心理師法(平成27年法律第68号)は、平成27年9月16日に公布され、平成29年9月15日に全面施行となりました。
・公認心理師は、心理学をその専門性として、精神保健福祉士の資格から18年遅れて専門資格となったものです。
・現任者に向けた国家試験の経過期間が終了すると、正式の養成課程を終えた人だけが公認心理師となります。
・5年をめどに養成についても見直すことになっており、今後は増々充実した専門家の養成となっていくでしょう。

心理科学科ホームページのメニュー

心理科学部のHPのメニューのページはこちらです。




以下、国家資格の公認心理師についての説明です。

公認心理師は心理学専門家の国家資格

 心理学の専門職として、多様な領域で活躍することができる心理職の国家資格です。実践5領域が示されています。
 本学は、以下の5領域で活躍する公認心理師を養成することをめざしています。
 〇福祉:本学の基盤・中核です 〇医療・健康:臨床心理士養成で実績あり 〇産業:EAP研究所でメンタルヘルス実践実績
 〇司法:多くの卒業生を送り出しています 〇教育:スクールカウンセラーの養成実績

民間資格とは異なる、国家資格です

 公認心理師は、心理学の専門家として初めての国家資格です。医療などでは、民間資格の臨床心理士が先行して活動してきましたが、30年4月の診療報酬改定でも「公認心理師」の名称が記載され、国家資格としての位置づけが明確になってきました。

※公認心理師法の詳細は、厚生労働省のホームページへ(リンク)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116049.html

公認心理師養成の大学とは

 公認心理師になるには国家試験を受験し合格する必要があります。国家試験を受験する資格を得るためには、最終的には大学院で2年間学ぶのと実務経験を積むという2通りの方法がありますが、どちらの場合も、受験に必要な心理学科目を学び実習する心理学専門の大学教育を受けて卒業している必要があります。


- KANSAI UNIVERSITY OF WELFARE SCIENCES -
(学校法人 玉手山学園)

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