心理科学科 Psychology

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関西福祉科学大学:心理学に興味のある高校生へ 〜心理学の新しい動向を知ろう〜

・このページでは、心理学に興味をもっている高校生のために、心理学の面白さを紹介していきます。
・心理学は、カウンセリングというイメージがあるかしれませんが、それだけではありません。
・さまざまな分野で展開する心理学の面白さと、それを活かした仕事についてもご紹介していきます。

・新型コロナウイルスと心理学の話題は別ページにあります。(下記にリンク先)

新型コロナウイルスとメンタルヘルスのページはこちらです。
  各先生方からのコメントや最新の研究の紹介もあります。



公認心理師養成カリキュラムのはじめての学年が4年生になりました

・本学では、公認心理師制度に対応して発足前に心理科学部を解説しました。そして、心理科学部の発足から2年後に公認心理師制度の発足と同時に養成カリキュラムを開始しました。
・2021年度になり、養成カリキュラムで学んだ初めての学年が4年生になりました。いよいよ、公認心理師養成課程で学んできた成果を見せる時期にかかりました。
・この学年の学生たちが進学あるいは就職して公認心理師となる時から、本当の意味での公認心理師の時代が始まります。

二期生が卒業しました

コロナ禍のなかの卒業研究

2021年の3月には、心理科学部の2期生が卒業しました。
新型コロナウイルス感染症の流行に振り回された、この1年間は2期生にとってはとても大変でした。
しかし、そんな困難の中でも卒業研究を実施し、無事に、卒業論文を提出されました。
昨年度のような、全員が参加しての発表会は残念ながら開催できませんでした。

関西福祉科学大学リポジトリにタイトルが掲載されています。(抄録は学内のPCからのみ閲覧可能です)

心理科学科の2020年度をご覧ください。今年はインターネットに関連する研究が多くなったように思います。

関西福祉科学大学リポジトリ (nii.ac.jp)




一期生の卒業研究のご紹介

・1期生の卒業論文の内容はさまざまですが、ここでは卒業研究の一例をご紹介します。

谷口浩平さん(宇恵ゼミ) 「恋愛の心理」

・異性の恋人がいることによって感じる「幸福感や充実感」「ストレスや拘束感」をテーマとした卒業論文を作成しています。

加納大佑さん(島井ゼミ)  コミュニケーションスキル

・大学生のコミュニケーションスキルは、どのような内容からなっているのかを、項目を自分で集めて、構造を分析しました。

稲田博美さん(川上ゼミ)  睡眠の心理学

・大学生を対象に、睡眠の質や規則性が、学校嫌いや個人特性などとどのように関連しているのかを分析しました。

本学の心理学の先生方の紹介

魚のイラストの謎 -  八田武志学長再びチコちゃんに登場

2020年3月27日の金曜日(28日土曜日再放送)の「チコちゃん」に八田学長が再び登場して、なぜ、多くの人が魚のイラストを描くと左向きになるのかの謎に迫りました。
かなかな謎が解けないでドキドキでしたが、先生のお話ではせっかく先生が描いたイラストが放送ではボツになっていたとか。
放送で、わかりやすくコンパクトに編集するためにはそういうこともあるのかもしれません。

なぜ自転車は左から乗る? - 八田武志学長

2019年3月15日金曜日(16日土曜日)放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」に、八田武志学長が再登場し、
「なぜ自転車は左から乗る?」という疑問にお答えになりました。八田先生は神経心理学の専門家。
こんなことも、心理学の研究の一環なのです。詳しくは、NHK番組のホ-ムページをご覧ください。

https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/topics/2018/d18139.html
八田先生の教員紹介のページ(研究の紹介もあります)
https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/faculty/health/hatta-takeshi.html

*八田学長は、心理科学科ではなく、健康福祉学部健康科学科所属です。本学には、学長をはじめ、複数の学部に心理学の専門家が所属しており、学部を越えたつながりのなかで教育・研究しています。

中学生の総合的学習の支援 ー 宇惠 弘 教授

大阪教育大学付属平野中学校の3年生の方からご連絡をいただき、総合的学習の時間の中で、人間が感じる「不安」について教えてほしいということで、大学に来ていただき、教育心理学がご専門の宇惠先生が対応されました。不安には、その人の性格のような側面と、何かの出来事によって生じる側面があり、それらを別に測定することができること、また、不安は、困ったことととらえられやすいが、課題にあらかじめ準備するための人間の大切なこころの働きであることなどを説明されました。このような活動も大学の重要な社会的役割です。中高生の方々も、総合的な学習などの活動に、社会資源としての大学をぜひ活用してください。

  • 心理学実習室でパソコンを使って説明をしている様子です。実習室は、心理科学科の学部生と大学院生の学内外の実習を取り扱っています。

  • その後、図書館で資料を活用して調べものとまとめをされました。図書館の方々にもご配慮いただき、ありがとうございました。


移り行く時代の中での心理学教育 - 津田 恭充 准教授

このページの最後にも紹介していますが、日本心理学会主催の「高校生のための心理学講座」が3月24日に開催されました。この開催に向けて準備していただき、また、当日にも講演をされた津田先生が、この活動について、日本心理学会の「心理学ワールド」という雑誌に「移り行く時代の中での心理学教育」という記事を書いておられます。

・心理学ワールドの内容は、日本心理学会のホームページに公開されています。

・津田先生の文章の中では、高等学校への出前授業の話や、公認心理師養成と心理学教育についても触れています。
・公認心理師にご興味のある方々には、一読の価値があります。ぜひご覧ください。(津田先生の文章はこちら

・左の写真は、「高校生のための心理学講座」のプログラムで、竹橋洋毅先生(現奈良女子大学)が「熱意」について熱心に語られている様子です。

赤ちゃんでも空気が読めます! ー 谷向みつえ教授

赤ちゃんは、生後9か月ごろになるとお母さんの表情を見て、例えば危ないのか、危なくないのかといった状況を判断することができるようになります。これは社会的参照といわれ、生まれた時から毎日繰り返される養育者とのやりとりから育つ赤ちゃんの能力の1つで、その後のこころの発達の基盤となります。

もし、あなたの近くに虐待が疑われる子どもがいたらどうしますか?

 児童虐待という言葉を使わずとも、子育てが大変と思っている親は多いものです。子育て支援は、養育者である親の支援を通して子どもが健やかに育つことを目指します。心理職も個別相談や親支援プログラム、療育支援に虐待予防まで、他職種と連携しながら支援を行います。心理的支援が他の支援と違うところは科学に裏付けられている点です。お母さんと赤ちゃんのほほえましいやり取りに出会うことも研究の楽しみです。


脳波を使って英語力を調べる?!  - 松本 敦 講師 

英語の会話やスピーチを聞いているだけでその人の英語の聞き取り能力が分かってしまう。そんなことが可能でしょうか?
英語のスピーチを聞いている最中の脳波を計測することによってそれができるようになりました。スピーチ中の単語に対して反応する脳波の特殊な成分を特定することでその人の英語の理解力を調べることができます。現在,教育現場での実用化を目指している最中です。(この研究の一部は、2018年度日本心理学会学術大会特別優秀発表賞を受けています)

  • 実験風景とスピーチに対する脳波の反応


子どもは、どうして刑務所じゃなくて少年院? ー 相谷登 教授

大人が悪事を働くと刑務所へ収容されます。しかし、子どもの場合には少年院となります。刑務所とは刑罰として自由を奪うことと労働を強いる所ですが、少年院は全く異なります。少年院は、子どもに刑罰を与えることを目的とはしておらず、子どもがこれから生きていくために不足している知識や技能の付与(矯正教育)や、子ども自身の心の治療を行う場なのです。

子どもの非行の背景には、親子の不仲をはじめ家庭での問題や学校でのいじめや進路の問題など様々なものがあります。それらを時間をかけて一つ一つ解決できるようにと、法務教官という専門家がカウンセリング技法や面接を駆使し、子どもの気持ちに寄り添いながら再出発を目指します。法務教官の地道な活動が子ども達を勇気づけ立ち直りへと繋げています。少年院による教育や治療の効果は非常に高く、少年院制度とそこで働く法務教官は世界中から注目されています。


災害時のストレス支援 ー 山田冨美雄学部長

6月16日(日)に、臨床発達心理士会の大阪・和歌山支部の主催により、和歌山県田辺市の県立情報交流センターで公開研修会が開催され、本学の山田学部長が講師となり、「大規模災害時の被災者のストレス支援」について研修が行われました。
南海トラフ地震が懸念される中で、ストレス・マネジメント法を学ぶことを目的として実施され、山田学部長は、阪神淡路大震災時の小中学校のストレスチェックとストレスマネジメントの経験から、被災児童を対象としたストレスマネジメント教育のパッケージプログラムを紹介されました。


この研修では、被災児を対象とした心のケア活動としてスタートし、「自分を知ろうチェックリスト」を用いた8回からなるプログラムを紹介され、心の健康教育としてのストレスマネジメント教育の重要性を紹介されました。

関連情報
服部祥子・山田冨美雄(編著)「阪神淡路大震災と子どもの心身」、名古屋大学出版、1999
山田冨美雄「自分を知ろうチェックリスト」を用いた被災児のストレス評価~被災した子どもたちのストレスとの対処」、日本心理学会(監修)安藤清志・村井 豊(編)震災後の親子を支える、誠信書房,2016年(p.17-31)

山田学部長の研究などの紹介はこちら

ギャンブルなどの行動嗜癖の指導書 - 島井哲志教授

最近、世界保健機関(WHO)が、ゲームのやりすぎで日常生活に支障をきたすゲーム障害を疾病として認定しましたが、今年の3月に、文部科学省は、ゲーム障害やギャンブル障害を含む「行動嗜癖」について資料を、指導に当たる高等学校の教員向けにpdfとしてダウンロードできるように公表しています。本学心理科学部の島井哲志教授も作成委員会委員として協力しています。

  • 指導資料の表紙

  • 2020年2月4日の和歌山県立橋本高等学校でのゲームなどの依存症予防の特別授業の様子(橋本高校のホームページより)。


高校生のための心理学講座(日本心理学会主催)が開催されました

3月24日 関西福祉科学大学・大学本館・3階・大講義室

◎「心理学は面白い!」ということが実感していただける内容でした。
以下、当日のプログラムとご案内をご紹介します。
プログラム
10:30-11:20 <臨床心理学> 本岡寛子(近畿大学)不安や落ち込みに対する問題解決療法」について
11:35-12:25 <産業心理学> 中川 裕美(神戸学院大学)「感情マネジメント」について
13:30-14:20 <社会心理学> 竹橋 洋毅(関西福祉科学大学)「やる気」について
14:35-15:25 <健康心理学> 福田 早苗(関西福祉科学大学)「ストレス」やストレスにかつ方法について
15:40-16:30 <認知心理学> 津田 恭充(関西福祉科学大学)さまざまな「錯覚」について
・本講座は、日本心理学会によって開催され「心理学とはどのようなものか」を高校生向きに分かりやすく解説するものです。
・昨年7月に開催予定だったのですが、悪天候のために中止されたものですが、前回の台風の天候とは見違えるような青空のもと、朝早くから多くの方々のご参加をいただきました。
・教員の活動に紹介していますが、津田先生が、この活動に関連して「心理学ワールド」に文章を書いておられますので、ご興味のある方は下のリンクからご覧ください。


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