教育学科 子ども発達教育専攻
教授 | 島田 恭仁 しまだ やすひと |
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専門分野 | 知的障害児とLD児の心理 |
担当科目 | 研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、特別支援教育実践演習、発達障害児の指導法、発達障害児の指導法演習、特別支援教育実習、特別支援教育実習事前事後指導、特別支援教育の基礎、特別支援教育特論、臨床福祉学研究演習Ⅰ、臨床福祉学実習 |
学位 | 教育学修士(大阪教育大学) 博士(教育学)(京都女子大学 論博) |
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最終学歴 | 大阪教育大学 大学院 教育学研究科(修士課程)学校教育専攻教育心理学第3講座 修了(1983年 3月) |
教育・研究実績 | ・「精緻化の促進が言語性学習障害児の作文技能に及ぼす効果—軽度知的障害との境界領域にある児童の指導事例—」単著、平成13年5月、発達障害研究、23巻1号、pp.42-53. ・「認知機能に軽度な障害をもつ児童の記憶の制御困難」単著、平成17年11月、風間書房. ・「軽度知的障害児の文記憶に及ぼす項目特定処理の効果」単著、平成19年6月、教育心理学研究、55巻2号、pp.208-218. ・「読み困難のアセスメント—ADHD児における読み困難の実態—」単著、平成24年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、27巻、pp.54-64. ・「読み困難児の誤読分析—文章音読課題における誤読規準表の作成—」単著、平成25年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、28巻、p.24-38. ・「WISC-ⅣとDN-CASを中心にしたテストバッテリー—書字に弱さのある児童のアセスメント—」単著、平成26年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、29巻、pp.32-44. ・「偶発記憶の促進がコミュニケーション障害児の応答技能の改善に及ぼす効果」単著、平成27年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、30巻、pp.52-63. ・「仮名の読み困難が読書力の発達に及ぼす影響」単著、平成28年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、31巻、pp.36-47. ・「意味処理の促進が読み困難児の要約筆記の指導に及ぼす効果」単著、平成29年3月、鳴門教育大学研究紀要(教育科学編)、32巻、pp.203-214 |
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例 | 前任校の鳴門教育大学において、学部の1年生を特別支援学校に、学部の2年生を小学校の特別支援学級や通級指導教室に引率し、授業場面の見学や児童との交流等の体験学習を行った。学生の反応は良好であり、教室授業では得られない多くの意見や感想を聞くことができた。特に、平成24~26年度には、体験学習の全体計画を立て、「授業への参加観察を行う」「教材を作成して指導補助を行う」等の工夫をこらしたところ、有益な成果を挙げることができた。 |
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作成した教科書、教材 | 平成21年12月に「学校教育の心理学(平成11年4月刊)」を、装丁・ページ数に変更を加えない範囲で内容を大幅に修正し、新しい知見を加味した。4章1節では、特別支援教育を推進することの重要性を、4節では学習障害の概念に関する現在までの検討の経緯を、5節では、特別支援学級と通級指導教室の充実方策、及び、発達障害の概念に関する近年における検討の経緯を加筆した。学部や大学院の授業計画を立てるために本書を活用したところ、学生に分かりやすい授業を展開できた。 |
実務の経験を有する 者についての特記事項 |
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その他 | <Read & Research map> https://researchmap.jp/read0041791 |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 | ・「学校心理士」平成13年10月、学校心理士認定運営機構:第51580号. ・「特別支援教育士スーパーバイザー資格」平成20年4月、特別支援教育士資格認定協会:第SV08-002号.) |
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特許等 | - |
実務の経験を有する者についての特記事項 | - |
その他 | - |
LD児の心理に関しては、知的発達に遅れはないにもかかわらず、学習面で種々の困難を経験している児童生徒の心理特性を研究し、読み書きやコミュニケーションにおける効果的な支援の在り方を追求します。