教育学科 子ども発達教育専攻 Special Needs education

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新川 泰弘

教育学科 子ども発達教育専攻

教授 新川 泰弘 にいかわ やすひろ
専門分野

子ども家庭福祉学、地域子育て支援、ソーシャルワーク

子どもの育ちと子育てニーズを明らかにする調査研究と、地域子育て支援拠点における専門的人材への実践教育に関する研究に取り組んでおります。
担当科目 家庭支援論、課題実践研究、研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、子ども家庭支援の心理学、子ども家庭福祉、子育て支援、子育て支援論、相談援助、保育実習Ⅰ(施設)、保育実習Ⅰ(保育所)、保育実習Ⅱ、保育実習Ⅲ、保育実習指導Ⅰ(施設)、保育実習指導Ⅰ(保育所)、保育実習指導Ⅱ、保育実習指導Ⅲ、保育相談支援

MESSAGE

近年、地域子育て支援拠点で行われている子育ての孤立化予防、育児不安やストレスの軽減などの役割が子どもと家庭を支援する実践者に期待されております。 これまでフィールドワークを通して地域子育て支援拠点における相談援助について実践者の方々と学び合い、地域子育て支援拠点の利用と子育ち子育て環境との関連性や子育てサークル支援との関係性などについて考えてきました。
大学生のみなさんとともに、日々の暮らしを支えている家族や大学教職員の方々を含めた有形無形のサービスやサポートに感謝するとともに、子どもや親の育ちを育むための実践に関する知識、技術、価値について学び合い、社会貢献できるように資質向上に努めていきたいと考えております。
子どもと家庭を支援する実践者に求められる「子どもと親の育ちを支援する実践」をともに学びあい、思い描いた夢を叶えましょう。

学位 博士(人間福祉)(関西学院大学)
最終学歴 関西学院大学大学院 人間福祉研究科 博士課程後期課程(2015年修了)
教育・研究実績 関西福祉科学大学リポジトリ

著書(単著)
・新川泰弘(2016)『地域子育て支援拠点におけるファミリーソーシャルワークの学びと省察』相川書房

著書(主な共著)
・新川泰弘(2023)「第14章親子関係・家族関係の理解」(157-167)芝野松次郎編集代表・榎本祐子・新川泰弘編『事例で楽しく学ぶ子ども家庭支援の心理学』中央法規出版
・新川泰弘(2021)「第9章 保育士による子育て支援の特性と展開」(93-106)才村純・芝野松次郎・新川泰弘編『子ども家庭支援・子育て支援入門』ミネルヴァ書房
・新川泰弘(2021)「第10章社会的養護における子ども理解と支援の実際」(112-124)芝野松次郎・新川泰弘・山川宏和編『社会的養護入門』ミネルヴァ書房
・新川泰弘(2021)「第5章ソーシャルワークの展開過程と評価」(65-78)芝野松次郎・新川泰弘・山縣文治編『社会福祉入門』ミネルヴァ書房
・新川泰弘(2020)「第12章 子ども家庭福祉の課題とソーシャルワーク」(135-148)芝野松次郎・新川泰弘・宮野安治・山川宏和編『子ども家庭福祉入門』ミネルヴァ書房
・新川泰弘(2018)「地域子育て支援拠点におけるファミリーソーシャルワーク実践教育モデルの開発的研究」(109-120)芝野松次郎編『ソーシャルワーク研究におけるデザイン・アンド・デベロップメントの軌跡』関西学院大学出版会

主な論文
・新川泰弘・榎本祐子・李政元(2023)「地域子育て支援拠点の支援内容に関する利用者満足度とソーシャルワーク的役割期待との関連性ーコロナ禍による心理社会的状況の変化に着目してー」『子ども家庭福祉学』23,34-47.
・榎本祐子・新川泰弘(2022)「利用者支援事業基本型におけるニーズアセスメントシートの効果的な活用を推進するシステム構築に関する研究—シートの活用実態と課題に関する質的調査を通して—」『子ども家庭福祉学』22,1-14.
・新川泰弘(2020)「子育て支援ソーシャルワークのためのプログラム開発」『ソーシャルワーク研究』45(4),37-44.
・新川泰弘(2020)「福祉専門職の基本的態度と相談援助技術に関する影響要因—実践経験年数の短い現職職員を主に対象とした調査を通して—」『滋賀社会福祉研究』22,18-24.
・新川泰弘(2018)「地域子育て支援拠点利用者の子育て環境と利用者ニーズとの関連性—ソーシャルワークの視点から—」『子ども家庭福祉学』18,1-13.
・新川泰弘(2017)「対人援助専門職の心がけに関する学び合いと省察」『総合福祉科学研究』8,87-95.
・新川泰弘(2012)「子育てを楽しむための地域子育て支援の学びと省察」,『総合福祉科学研究,』3, 41-46.
・新川泰弘(2011) 「地域子育て支援拠点における利用頻度と子育ち子育て環境との関連性—ファミリーソーシャルワークの視点から—」,『子ども家庭福祉学』,11,35-44.
・新川泰弘(2008)「認知・行動変容ステージに即したエコロジカルなソーシャルワーク実践の試みーネグレクトが疑われる事例検討を通してー」,『保健の科学』,50(3),209-213.
・新川泰弘(2005)「少子化対策及び子育て世帯への家族ケアと雇用支援に関する動向」,『滋賀社会福祉研究』,7,45-50.
・新川泰弘(1999)「集団適応が苦手で固執性の強い境界線幼児」,『K-ABCアセスメント研究』,l(1),115-123.

教育上の能力に関する事項

教育方法の実践例 -
作成した教科書、教材 -
実務の経験を有する
者についての特記事項
講演会・研修会の講師
・QOL学会・研究会 夏季セミナー 講演(小児のQOL-地域子育て支援拠点利用者及び支援者への調査結果を通して)
・兵庫県社会福祉協議会 児童福祉施設・保育所中堅職員研修 講師(保護者支援の基本的な考え方と相談援助の基礎、児童虐待の予防的な関わりとしての保護者支援を考える)
・滋賀県民生委員児童委員新任研修 講師(相談技法入門)
・滋賀県社会福祉協議会 階層別研修ステップⅠ 講師(対人援助の基本)
・大阪市家庭児童相談員事例研究会 講師(子育て家庭への支援~援助が長期化する相談者への対応~)
・滋賀県民生委員児童委員新任研修 講師(相談技法入門)
・石川県PTA連合会地区別指定研究発表会・穴水町PTA連合会研究大会記念講演 講師(学校、家庭、地域の連携と共同による子育て支援)
・甲賀市民生委員児童委員心配ごと相談員研修会 講師(困難事例への相談援助のスキルの向上—インテークを中心に—)
・奈良県地域子育て支援拠点従事者研修会 講師(今、拠点に求められていること)
・大阪府放課後児童支援員認定資格研修会 講師(子どもの発達理解、児童期の生活と発達)
・大阪市地域子育て支援拠点従事者研修会 講師(支援がもたらす効果と私たちの役割を考える)
・彦根市社会福祉協議会つながろうつなげよう相談機関交流会 講師(ニーズ把握とアセスメント)
・八尾市地域子育て支援センター職員研修 講師(在宅子育て支援について)
・八尾市つどいの広場子育てアドバイザー研修会 講師(よりよい地域子育て支援拠点をめざして)
その他 <Read & Research map>
https://researchmap.jp/read0196910

職務上の実績に関する事項

資格、免許 ・児童福祉施設福祉サービス第三者評価認定評価調査者(認定番号670)
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項 ・松阪市放課後子どもプラン運営委員会 委員長
・松阪市次世代育成支援行動計画地域協議会 会長
・大阪市子ども家庭支援員研修事業委託予定事業者選定会議 委員
・大阪市ひとり親家庭等支援事業委託事業者選定会議 委員
・大阪市地域子育て支援拠点事業委託予定事業者選定会議 委員
・平成30年度奈良県結婚・子育て実態調査報告書 協力有識者
・奈良県地域の多様な人材による子育て支援策の検討会議 アドバイザー
・平群町子ども・子育て会議 会長
・平群町医療的ケア児等支援者連携推進協議会 委員
・平群町障害福祉施策推進協議会 会長
・平群町地域福祉計画等策定委員会 委員長
・八尾市つどいの広場事業に係る八尾市公募型プロポーザル方式等事業者選定委員会 委員
その他 日本学術振興会 科学研究費助成事業による研究
・基盤研究C 「ICTを活用する地域子育て支援拠点におけるソーシャルワーク実践モデルの開発的研究」(令和6年度~令和8年度)研究代表者
・基盤研究C 「反省的研究から実証的研究へ架橋するファミリーソーシャルワーク実践教育モデル開発」(課題番号16K04222)(平成28年度~令和3年度)研究代表者
・基盤研究C 「リフレクティブなファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムの開発的研究」(課題番号24530763)(平成24年度~平成26年度)研究代表者
・若手研究B 「地域子育て支援センターにおけるファミリーソーシャルワーク実践モデルの開発的研究」(課題番号20730394)(平成20年度~平成22年度)研究代表者

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