福祉創造学科 Social Welfare

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竹内 友章

福祉創造学科

講師 竹内 友章 たけうち ともあき
専門分野

社会的企業、社会起業、地域福祉

社会福祉は、暮らしを豊かにする営みでありながら、同時に人々を選別したり、抑圧・管理・排除したりする側面もあります。
この二面性を常に自覚しながらよりよい社会を創ることに寄与する「社会福祉」のあり方を考えています。
「福祉とは何か?」を問い、既存の制度や実践では応じきれない社会的課題を解決するために、公私のセクターを超えて解決に向け様々な主体が協働していく社会起業をテーマに実践研究を行っています。
担当科目 基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡ、基礎ゼミナールⅢ、基礎ゼミナールⅣ、経済学、社会福祉入門Ⅱ、企業系キャリア現場実習(事前指導)、企業系キャリア現場実習(現場実習・事後指導)、ソーシャルワーク演習、ソーシャルワーク演習(専門)Ⅰ、ビジネス基礎、社会起業論、ソーシャルスキル

MESSAGE

「恥なしの青春、失敗なしの青春など、青春の名に値しない」

1985年に出版されたジャーナリスト立花隆さんの『青春漂流』という書籍にある一節です。
みなさんの人生において貴重な4年間に関わらせてもらいます。大学生活を通した、たくさんの人との出会いが「新しい世界」を気づかせてくれます。
「諦め」や「やらされ感」を解き放って、学びを楽しみましょう。
語り合いながら、これからの社会を大胆に、そして自由奔放に「面白いこと」を想像し、新しい時代を共に創ってみませんか?

学位 修士(人間福祉)
最終学歴 関西学院大学人間福祉研究科博士前期課程(2015年修了)
教育・研究実績 関西福祉科学大学リポジトリ

(著書)
・『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』(共著)明石書店、2022年
・『社会福祉法人はどこに向かうのか』(共著)大阪公立大学出版会、2021年
・『社会福祉法人制度改革の展望と課題』(共著)大阪公立大学出版会、2019年
・『社会起業を学ぶ 社会を変革するしごと』(共著)関西学院大学出版会、2018年
・『地域再生と地域福祉~機能と構造のクロスオーバーを求めて』(共著)相川書房、2017年
・『地域福祉のデザイン循環型地域福祉の創造』(共著)ミネルヴァ書房、2016年
・『これからの社会的企業に求められるものはなにか カリスマからパートナーシップへ』(共著)ミネルヴァ書房、2015年

(論文)
・「地域福祉領域における社会的企業研究の展開の考察 —文献レビューをとおした論点整理—」コミュニティ福祉学研究科紀要第21、2023年
・「地域福祉としての社会起業の考察 —事例を通した地域福祉推進要因の検討—」川崎医療福祉学会誌vol.29No2、2020年
・「地域福祉としての社会起業論に関する考察—労働・権利回復への視点と社会福祉内発的発展論の再評価—」川崎医療福祉学会誌vol.28No2、2019年
・「就労継続支援A型事業所と地域社会とのかかわりに関する研究」HumanWelfare第11巻1号、2019年
・「『共に働く』実践から考える障害者の自立と社会参加のための就労支援 : アドバンス西宮を事例として」ソーシャルワーク研究42(4)、2017年
・「福祉サービス準市場化と社会福祉領域における社会的企業に関する基礎的研究」HumanWelfare第8巻1号、2016年

(その他)
・「労働者協同組合法を市民活動はどのように考えたらいいのか?」市民活動情報誌「ウォロ」No.545、2022年
・「専門性を基盤にした連携から地域における協働への展開」月刊福祉 105(4)、2022年
・「『協同労働』から生まれる地域自治」月刊福祉 104(8)、2021年
・「地域のダイナミズムから"小さな関わり"を生み出し、束ねる実践」月刊福祉103(11)、2021年

教育上の能力に関する事項

教育方法の実践例 持続可能な開発目標(SDGs)」に代表されるように社会福祉の価値・技術・実践が福祉現場だけでなく、社会全体の基盤として求められている時代にあると考えます。
「時代の流れをとらえる力」、一方でそれらが企業サイドの論理に矮小化されないように「他者への想像力」、「専門性に基づいた解決力」を備え社会に貢献ができる人材の育成を目指している。
特に、主体的な学びを促進するために実践教育に重点を置き、自身も実践的研究者として現場の課題把握と、解決プログラムの企画・立案を到達目標とし、指導に励むことを心がけている。
これまでNPOや自治体、医療関係者と協働したへき地における地域包括ケア推進のための地域調査・社会資源開発のアクションリサーチや、SDGsの推進を積極的に行う企業とイベントを開催し、社会福祉と企業活動の繋がりを学ぶ機会を提供してきた。
また、キャリア形成という側面からPBLの手法を導入しながら、学生、企業、NPO、自治体が同じ立場で社会的課題の解決に向けて議論を交わす場などを設けている。
作成した教科書、教材 -
実務の経験を有する
者についての特記事項
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その他 <Read & Research map>
https://researchmap.jp/takeuchitomoaki

職務上の実績に関する事項

資格、免許 -
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項 ・大阪ボランティア協会 機関紙ウォロ編集員、2015年〜
・大阪市相談支援体制のあり方検討プロジェクトチーム委員、2015年4月〜2016年3月
・NPO法人つどい場さくらちゃん理事、2018年5月〜
・神戸市市民福祉調査委員会特別委員、2019年6月〜
・社会的企業研究会運営委員(国際理論部会)、2020年5月〜
・中央法規出版『福祉小六法』編集員、2021年6月〜
・社会福祉法人愛川舜寿会評議員、2021年6月〜
・一般社団法人Loopach Foundation ソーシャルデザインディレクター、2021年7月〜
・神奈川県伊勢原市地域福祉計画点検推進委員会会長、2022年7月〜
その他 -

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