教育学科 子ども発達教育専攻 Special Needs education

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山下 光

教育学科 子ども発達教育専攻

教授 山下 光 やました ひかり
専門分野

臨床神経心理学、障害心理学

脳の先天的な障害や後天的な障害が、心や行動にどのような影響を与えるのか、また当事者や家族をどう支援するのかを研究しています。脳の不思議、心の不思議をリアルに捉えることができるのが研究者としての魅力ですが、それは同時に臨床家としての苦しみでもあります。
担当科目 キャリア開発、教育心理学、研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、自閉症スペクトラム障害概論、教育学入門Ⅰ、教育学入門Ⅱ、特別支援教育実践演習、発達障害児の指導法、特別支援教育実習、特別支援教育実習事前事後指導、学習・言語心理学、学習心理学特論

MESSAGE

 日本政府は誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である「共生社会」の実現を目指すことを宣言しています。また、そのためには、国連の「障害者の権利に関する条約」に基づく「インクルーシブ教育システム」の理念が重要であるとされています。しかし、それらの具体的な中身は分かるようで分からないのが実情です。その具体的な中身の本質的な部分について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

学位 博士(感覚矯正学 川崎医療福祉大学 2006年)
最終学歴 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程(単位取得退学 1990年)
教育・研究実績 【主な著書】
・「シリーズ心理学と仕事 —神経・生理心理学—」(分担執筆)北大路書房, 2019
・「高次脳機能障害の考え方と画像診断」(分担執筆)中外医学社, 2016
・「脳とこころのプライマリケア —知能の衰え—」(分担執筆)シナジー, 2013

【主な論文】
・「右手利きと左手利き」(共著) Brain and Nerve, 70, 1093‐1102, 2018.
・「神経心理学的検査を脳損傷例に用いる際の留意点 」神経内科, 88, 586‐593, 2018
・「心理学者から見た神経心理学的評価」認知神経科学, 19, 125‐132, 2017
・「Effects of immediate recall trial on one-year delayed recall performance in Rey Complex Figure Test.」Applied Neuropsychology: Adult, 1 - 6, 2016
・「Intermanual differences on neuropsychological motor tasks in a Japanese university student sample」Japanese Psychological Research, 56,103 - 113, 2014

教育上の能力に関する事項

教育方法の実践例 -
作成した教科書、教材 ・「神経心理検査ベーシック」(編著)中外医学社, 2020年
・「特別支援教育総論」(分担執筆)風間書房, 2015年
実務の経験を有する
者についての特記事項
-
その他 <Read & Research map>
https://researchmap.jp/PS-3200

職務上の実績に関する事項

資格、免許 ・公認心理師
・臨床心理士
・言語聴覚士
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項 ・兵庫県保健環境部心理判定員(平成元年4月~平成5年3月)
・兵庫県保健環境部研究員(平成5年4月~平成10年3月)
その他 -

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