教育学科 子ども発達教育専攻 Special Needs education

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築地 典絵

教育学科 子ども発達教育専攻

教授 築地 典絵 つきじ のりえ
専門分野

臨床心理学、家族心理学

臨床心理学の分野では子どもの心理療法について研究しています。児童養護施設での子どもの心の問題や、子どもを取り巻く問題と心の関係に興味を持っています。家族心理学の分野では、家族査定法を扱っています。様々な問題の解決と家族関係との関連にも興味があります。
担当科目 家族関係論、課題実践研究、基礎ゼミナールⅢ、基礎ゼミナールⅣ、教育相談の基礎、教育相談の理論と方法、研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、生徒・進路指導論

MESSAGE

【学習面に関して】
大学では様々な内容の授業が行われています。授業を受けて「興味ある」と感じたら、それは貴重な体験です。その体験をきっかけに積極的に学んでほしいと思います。

【生活全般に関して】
いつも誰かと一緒もよいですが、一人でいる時間も大切にしてほしいです。

学位 博士(教育学)・京都女子大学
最終学歴 京都女子大学大学院文学研究科博士後期課程教育学専攻(2002年)
教育・研究実績 関西福祉科学大学リポジトリ

・シンボル配置技法による家族関係認知の研究-Doll Location TestとFamily System Test- 風間書房 単著(2007)
・心理療法を終えるとき 終結をめぐる21のヒントと事例 北大路書房 共著(2005)
・シンボル配置技法の理論と実際 ナカニシヤ出版 共著(2001)
・Family System Testにおける階層性の検討 京都女子大学発達教育学部紀要第11号 共著(2015)
・心のスペースの萌芽をめざして-児童養護施設での幼児との心理療法- 京都女子大学こころの相談室心理臨床研究7号 単著(2015)
・カウンセリング実習における体感することを重視した取り組みについて 京都女子大学「発達教育学部紀要」第12号 共著(2016)
・スーバーヴィジョンがケースに与える影響について-ヴァイザーとヴァイジーの両者による検討- 京都女子大学大学院こころの相談室 心理臨床研究第8号 共著(2016)
・Family System Testにおける階層性の検討Ⅱ-家族内の影響力について- 京都女子大学「発達教育学部紀要」第14号(1) 共著(2018)
・スクールカウンセラーのコンサルテーションに関する見立ての共有-具体的な伝え方に関する探索的研究-.心理臨床研究,9号(2019)
・初学者のカウンセリング力の向上を目指して-DVD教材の開発と活用- 関西福祉科学大学心理教育相談センター紀要 第7号(2020)共著
・教職課程における科目「教育相談」の教材研究-アクティブラーニングの視点から- 京都女子大学教職支援センター研究紀要 第3号(2021)単著

教育上の能力に関する事項

教育方法の実践例 -
作成した教科書、教材
・「学校教育の心理学-明日から教壇に立つ人のために-」北大路書房 共著(1999)
・「読んでわかる 家族心理学」サイエンス社 共著(2021)
実務の経験を有する
者についての特記事項
・「生徒理解の仕方」「セクシャルハラスメントのメンタルサポートについて」(公立中学校の教員研修)2002年、2003年
・「絵本から学ぶ心理学」(私立高等学校にて出張授業)2009年
その他 ・第2回絵本出版賞 絵本ストーリー部門 優秀賞受賞(2018)

職務上の実績に関する事項

資格、免許
臨床心理士、小学校教諭専修免許状、中学校教諭1種免許状、高等学校教諭1種免許状、公認心理師
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項
・社会福祉施設の実施する週一回の地域子育て教室(1997-1999)
・児童福祉センターで行われている療育教室に心理職員として従事(1997-1999)
・保健センター内の3歳児健診の心理判定員(2000-2001)
・児童養護施設心理職員として入所児のカウンセリング、職員のコンサルテーション、滋賀県の施設心理職員の研修などに従事(1999-2003)
・スクールカウンセラー(2002-2003)
・相談室にて学生のカウンセリングを担当(2003-2005)
・臨床心理士のスーパーヴァイズを担当(2010-2019)
その他
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