リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 Language Audiology

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勝田 有梨

リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻

講師 勝田 有梨 かつた ゆり
専門分野

成人の言語・コミュニケーション障害、医療社会学

脳が損傷すると、話したり考えたりすることが難しくなることがあります。なぜそのようなことが起こるのか、その仕組みを分析し、一人ひとりに合ったリハビリテーション方法を探して実践します。また、その人らしい生活を送るために、制度や、支援者との関わり方など、社会的な面からも必要なサポートを考えます。
担当科目 -

MESSAGE

言葉や食べることの困難は、その人の暮らしを大きく変えます。症状や障害だけでなく、その人がどんな生活を送りたいのか、想像力を働かせることが大切です。大学では、専門知識・技術に加え、多様な背景を持つ人々の生活を理解する力を養いましょう。どんな小さな経験も、言語聴覚士の仕事の糧となります。大学生活で様々なことに挑戦し、豊かな経験を積んでください。

学位 学士(社会教育学)、修士(口腔保健学)
最終学歴 徳島大学大学院口腔科学教育部口腔保健学(地域医療福祉学分野)専攻(2019年)
教育・研究実績 <著書>

1.栄養療法のギモンQ&A100+9臨床応用編,MCメディカ出版,ニュートリションケア2013年春季増刊,2013(分担執筆)

2.摂食嚥下リハビリテーション介入.メディカ出版,みんなの呼吸器Respica17(6),2019(分担執筆)


<論文>

1.Non-invasive quantification of human swallowing using a simple motion tracking system. SCIENTIFICREPORTS8,Articlenumber:5095,2018.(HiroakiHashimoto,Masayuki Hirata, KazutakaTakahashi,SeijiKameda,Yuri Katsuta,Fumiaki Yoshida, Noriaki Hattori,Takufumi Yanagisawa,Jason Palmer,Satoru Oshino,Toshiki Yoshimine &Haruhiko Kishima)

2.回復期リハビリテーション病棟における嚥下障害患者の咬合支持状態と嚥下能力・栄養状態・ADLの関連.大和大学研究紀要5:1-10, 2019.(大塚佳代子 勝田有梨 貴島真佐子)

3.認知機能・高次脳機能障害に対するMRシステムを併用した訓練の効果.月刊新医療593(5):88-92,2024.(松浦道子,勝田有梨,永井信洋,錦見俊雄)


<学会発表>抜粋

1.新造語ジャルゴンにおける使用語の狭小化を認めた症例の経過. 第29回日本高次脳機能障害学会,岡山,2005

2.高次脳機能障害を有する患者の回復期リハビリテーション病棟での摂食嚥下機能改善過程. 第15回日本摂食嚥下リハビリテーション学会,愛知,2009

3.重度高次脳機能障害を有する嚥下障害患者の回復経過. 第5回日本口腔ケア学会総会・学術大会,沖縄,2008

4.高次脳機能障害患者における回復期リハビリテーション終了時の傾向. 回復期リハビリテーション病棟協会第25回研究大会,愛媛,2015

5.回復期リハビリテーション病棟における高次脳機能障害患者の帰結予測. 第39回日本高次脳機能障害学会学術総会,東京,2015

6.回復期リハビリテーション病棟における就労支援対象の推移とST介入の実態. 全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第21回研究大会,沖縄,2016

7.高次脳機能障害に対するケアマネジャーの認識とその変化について-アンケートからの分析. リハビリテーション・ケア合同研究大会2016,茨城,2016

8.就労を目指す高次脳機能障害患者の意欲と注意,生活自立度の関係.第40回日本高次脳機能障害学会,長野,2016

9.回復期リハビリテーション病棟における高次脳機能障害患者の自主訓練導入の有用性. 第41回日本高次脳機能障害学会,埼玉,2017

10.彌慢性軸索損傷により意味理解障害に加え,特徴的な発話を呈した失語症の1例. 第42日本神経心理学会学術集会,山形,2018

11.右脳梗塞により意図的発声が困難となった一症例. 第58回日本リハビリテーション医学会学術集会,京都,2021

12.環境の差異により生じた意図性の高まりが歩行,実物品使用・系列動作に影響した左頭頂葉皮質下梗塞の1例. 第45回日本高次脳機能障害学会学術総会,福島,2021

13.左頭頂葉皮質下梗塞により新造語ジャルゴンと状況により音節の反復が出現した失語症の1例. 第45回日本高次脳機能障害学会学術総会,福島,2021

14.療法士の満足度から検討した療法士人材教育体制. 第73回日本病院学会,宮城,2023

15.小脳出血により失読失書が生じた1例. 第47回日本高次脳機能学会学術大会,宮城,2023

16.MRを用いた失語症者における視覚探索機能評価について. 第48回日本高次脳機能学会学術総会,東京,2024

教育上の能力に関する事項


教育方法の実践例 -
作成した教科書、教材 -
実務の経験を有する
者についての特記事項
1.言語聴覚士臨床実習指導(2005年~)
2.日本口腔リハビリテーション学会学術大会認定研修医セミナー講師(2014年11月)
3.大阪府言語聴覚士会リーダー研修講師(2023年1月)
その他 -

職務上の実績に関する事項

資格、免許 ・言語聴覚士
・公認心理師
・臨床神経心理士
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項 1.大阪府大東市専門相談事業(2005年4月~2006年3月,2014年4月~2015年3月)
2.大阪府寝屋川保健所難病患者訪問指導事業(2014年4月~)
3.大阪府四条畷保健所管轄内難病事業講師(2015年1月)
5.大阪府四条畷保健所管轄難病ネットワーク関係機関向け研修会講師(2022年5月)
6.大阪府四条畷保健所難病患者地域支援対策推進事業(2023年5月~2025年3月)
7.大阪府言語聴覚士会運営委員(2011~2012年)
8.北河内高次脳機能障がい地域支援ネットワーク研修会運営委員(2018年11月)
9.一般社団法人大阪府言語聴覚士会第5回言語聴覚学術大会実行委員(2022年10月~2024年3月)
10.北河内地域支援ネットワーク委員(2024年9月~)
その他 <MISC>
1.JMC誌上カンファレンス,長期絶食後に摂食嚥下障害および運機能障害をきたしたパーキンソン病患者に対する回復期リハビリテーション.日本慢性期医療協会誌133(29)71-72.2019(共著)
2.脳卒中体験記脳卒中後の私の人生「お母さんの気持ち」 2023年12月公益社団法人日本脳卒中協会,脳卒中体験記第25回優秀賞.(勝田有梨,谷井真澄)
3.「リハビリの基礎知識,社会的行動障害とは?」広報誌わかくさ88,2014
4.「高次脳機能障害へのアプローチ,失語症・高次脳機能障害からの仕事復帰」広報誌わかくさ98,2014
5.「高次脳機能障害へのアプローチ,高次脳機能障害のリハビリテーション」広報誌わかくさ101,2018

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