リハビリテーション学科 作業療法学専攻
助教 | 中原 啓太 なかはら けいた |
---|---|
専門分野 | 地域作業療法学、作業科学、地域連携
地域で生活をしている高齢者や障害者が直面する課題に対して、作業療法の専門性を生かした介入手法や技術について研究をしています。地域作業療法が、利用者や家族が抱える不安に対して与える効果を示していきたいと考えております。
|
担当科目 | 基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡ、作業遂行学Ⅰ(基礎)、予防学(予防の基礎:OT)、臨床作業運動学、高齢期作業療法学、身体機能作業療法学各論Ⅰ(脳血管・運動器疾患)、身体機能作業療法学各論Ⅱ(内部障害・がん他)、臨床実習Ⅰ(見学実習前期)、卒業研究、臨床実習Ⅱ(見学実習後期)、臨床実習Ⅵ(インターンシップ実習)、領域別演習(基礎・身体・精神・発達・地域)、身体機能作業療法総合演習Ⅰ(基礎)、作業遂行学Ⅱ(評価)、作業遂行学Ⅲ(治療)、臨床実習Ⅲ(評価実習前期)、臨床実習Ⅳ(評価実習後期)、臨床実習Ⅴ(総合実習) |
学位 | 修士 |
---|---|
最終学歴 | 吉備国際大学 保健科学研究科 作業療法学専攻 修士課程(2016年3月修了) |
教育・研究実績 | 【著書】 1. 作業療法を観る.事例3:お互いを思いながら意思疎通を欠く夫婦-在宅訪問OTのタイミングと役割について,p38-43,株式会社シービーアール,2017年4月 2. 手段としての歩行—意味のある作業を通じて—, 脳卒中リハビリテーション1巻(1)p24-p41,2018年5月 【論文】 1. コミュニケーションが苦手な学生に対してADOCを使用し,クライアントとの関係性を構築した経験について,兵庫県作業療法士会機関誌3巻(1)p46,2013年3月 2. 高齢者に適用する包括的環境支援地域連携クリニカルパスの開発-内容的妥当性の検討,学術誌作業療法36巻(1)p64-p73,2017年2月,(共著) 3. Part2 当院の取り組みと課題 西宮協立リハビリテーション病院,機関紙回復期リハビリテーション, 第19第4号・通巻第75号p17-19,2021年1月(共著) 4. 地域在住高齢者の健康関連QOLに対する作業参加,環境因子,運動量の影響—構造方程式モデリングを用いた検討—,学術誌作業療法40巻(1)p52-p60,2021年2月 5. 回復期リハビリテーション病棟に入院した脳血管障害患者における退院前訪問指導実施予測モデルの開発, 保健医療学雑誌15巻1号,2024年 6. 社会参加をしている地域在住高齢者におけるICTコミュニケーションの種類とその効果に関する-スコーピングレビュー-、日本老年療法学会誌 Vol. 3(2024),1–9. 【学会発表】 1. 趣味活動を通して院内での生活リズムが改善した一症例〜本人にとって意味のある作業を通して〜,リハビリテーション・ケア合同研究大会 広島,2009 2. 主体性に着目した関わり〜意味のある作業を目指して〜,全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第19回研究大会in京都,2012 3. 作業療法臨床実習でいかにトップダウンアプローチをするか, 第47回日本作業療法学会,2013年 4. 「作業」の分析によりOTの目標を再設定し、主体的に取り組むようになった事例,第17回作業科学セミナー,2013年 5. クライエントの作業の意味と目的を共有する重要性に関する実践報告-回復期作業療法と訪問作業療法の連携を通して,第34回近畿作業療法学会,2014年 6. 地域在住健常高齢者の健康に対する作業参加と環境の関係性-構造方程式モデリングによる媒介分析-,第3回日本臨床作業療法学会学術大会,2016年 7. 健常高齢者の健康関連QOLに影響を与える作業遂行の検討—自記式作業遂行指標を用いたテキストマイニング—,第50回日本作業療法学会,2016年 8. 健常高齢者の健康関連QOLに対する作業参加と運動量の影響-構造方程式モデリングによる分析,第23回兵庫県作業療法学会,2016年 9. 訪問リハビリテーションで作業機能障害の種類と評価(CAOD)を用いて介入した事例,リハビリテーション・ケア合同研究大会茨城,2016年 10. 診療報酬改訂前後における当院の変化に対して、セラピストとしてできること,回復期リハビリテーション病棟協会 第29回研究大会in広島,2017年 11. 生活行為向上マネジメントを用いて在宅での役割を獲得するまでの過程,第24回兵庫県作業療法学会,2017年 12. 回復期リハビリテーション病院における脳血管疾患者の退院前訪問指導の傾向ベイズ推定を用いたコホート研究,第1回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会,2017年 13. 総合支援課に所属しているセラピストとして脳血管疾患患者への退院支援に向けた取り組み,第14回兵庫県全日本病院協会研究発表会,2018年(共著) 14. 当院訪問リハビリテーションにおいて遭遇する対象者の生活混乱期,第52回日本作業療法学会,2019年 15. 近畿作業療法士連絡協議会 連携5事業報告 災害支援事業報告,第39回近畿作業療法学会,2019年 16. 地域在住高齢者の健康関連QOL体力測定・自覚症状との関係性—地域リハビリテーションにおける健康関連QOLの捉え方を把握する—第53回日本作業療法学会,2020年(共著) 17. 筋膜自己修復プログラムの作成と有効性の検証,第26回広島県作業療法学会,2020年(共著) 18. 臨床作業療法士の経験に基づいた家事の観察評価(Housework Observational scale Made from Experience of Clinical Occupational Therapists; Home cot)の開発‐内容妥当性の検討‐,第26回兵庫県作業療法学会,2020年 19. 臨床作業療法士の経験に基づいた家事の観察評価(Housework Observational scale Made from Experience of Clinical Occupational Therapists; Home cot)の開発‐内容妥当性の検討‐ 20. 低栄養高齢者が独居生活を継続するために自助と共助を組み合わせたマネジメントによって在宅に繋いだ経験(共著) 21. 兵庫県リハビリテーション職における地域支援事業の効果について~アンケート調査の結果と課題~(共著) 22. 入院中からの関わりが退院後 訪問リハビリテーション効果に与える影響 ~退院3ヶ月後アンケートよりみえたこと~(共著) |
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例 | - |
---|---|
作成した教科書、教材 | 作業療法を観る.事例3:お互いを思いながら意思疎通を欠く夫婦-在宅訪問OTのタイミングと役割について,p38-43,株式会社シービーアール,2017年4月 |
実務の経験を有する 者についての特記事項 |
神戸学院大学 作業療法基礎理論 講師 2012年 兵庫県作業療法士会 阪神ブロック 事例検討会 第4セッション座長 2013年 兵庫県南圏域リハ支援センター主催の介護技術研修 講師 2013年 神戸市認知症予防事業 神戸市脳いきいき教室 「脳を使って介護予防」「体を使って認知症予防」講師 2012年,2014年 兵庫県作業療法士会 阪神北・南ブロック事例検討会 第4セッション 座長 2014年 神戸市認知症予防事業 認知症予防教室 講師 2015年 湘南O T交流会 臨床実践と作業療法の効果を求めて〜私が日本臨床作業療法学会で最優秀演題賞受賞を受けるまで〜 講師 2016年 第23回 兵庫県作業療法学会 一般演題 座長 2017年 日本臨床作業療法学会 研究法(アドバンスコース) 講師 2018年 西江井島病院リハビリテーション科勉強会 退院支援 講師2018年 兵庫県作業療法士会 管理者研修会 災害リハ 講師 2018年 西宮市 地域ケア会議 担当セラピスト 2018年〜 第8回装具カンファレンス シンポジスト 2019年 第41回近畿作業療法学会 セッション⑧ 「#支援」座長 2021年6月 |
その他 | <Read & Research map> https://researchmap.jp/ke-nakahara |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 | Assessment of Motor and Process Skills(アンプス:運動とプロセス技能の評価)評価者認定 |
---|---|
特許等 | - |
実務の経験を有する者についての特記事項 | 第49回日本作業療法学会 ナイトセミナー,作業の視点を磨く ~臨床で働く作業療法士のための作業的写真ワークショップ~ 司会,2015年 第3回日本臨床作業療法学会学術大会 「最優秀演題賞」2016年 兵庫県作業療法士会 代議員 2017年〜2020年 令和4年 学術誌作業療法 最優秀論文賞受賞 令和5年 関西福祉科学大学学術褒賞受賞 |
その他 | - |