心理臨床学専攻修士課程
准教授 | 赤尾 依子 あかお よりこ |
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専門分野 | 発達心理学、特別支援教育、健康心理学
心理学が科学であるためには、エビデンスが必要です。エビデンスとは実証的な研究によって裏付けられた科学的根拠です。エビデンスをベースとした発達心理学的研究を通して、心の健康に有効な支援を行うことを目指しています。
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担当科目 | 心の健康教育に関する理論と実践 |
学位 | 博士(心理学) |
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最終学歴 | 関西学院大学大学院 文学研究科 博士課程後期課程 (2002年3月修了) |
教育・研究実績 | 主な研究業績 (学術論文) ・荘厳依子, 今田寛(2001) 行動の自己制御機能の自己抑制的側面について -先行研究の実験課題とその応用について-. 関西学院大学人文論究, 51(1), pp.13-27. ・赤尾依子(2005)同画探索(MFF)テストを用いた幼児の衝動性-熟慮性の測定. 発達研究, 19, pp.139-149. ・赤尾依子(2008)幼児の質問紙で測定した自己抑制的側面と実験課題で測定した運動調整との関連.日本乳幼児教育学研究,17, pp.83-91. ・赤尾依子(2009)幼児の運動調整を測定する新しい図形描画課題.行動科学,47(2). pp.55-63. ・赤尾依子(2011)幼児の運動調整に関する発達心理学的研究. 博士論文, 関西学院大学,(乙文第127号). ・小枝達也,関あゆみ,赤尾依子(2015)平成26年度 発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期発見・教職員の専門性向上事業(発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援研究事業)実施報告書. 子どもの発達・学習研究センター年報, 1, pp.43-48. ・赤尾依子(2015)「鳥取大学方式」の活用-鳥取市での小学1年生を対象とした音読指導の取り組み. LD研究,24(3). pp.328-330. ・赤尾依子(2016)2015年度 地域貢献支援事業≪地域課題研究B≫「ひらがな音読支援事業」実施報告書. 子どもの発達・学習研究センター年報,2, pp.39-46. ・赤尾依子,関あゆみ,池本久美,小枝達也(2016)通常学級におけるRTIモデルで検出した読字困難児の特性の検討.臨床発達心理士実践研究, 11(2), pp.135-145. ・赤尾依子・小林勝年(2017)鳥取市教育センターと連携した「ひらがな音読支援」の取り組み. 子どもの発達・学習研究センター年報,3,pp.5-8. ・内山仁志,関あゆみ,谷中久和,矢口幸康,赤尾依子,小枝達也(2017) 読字指導前後での音読検査時の視線計測 -T式ひらがな音読支援 第3段階における改善過程-. 小児の精神と神経,57(1), p.65.
・赤尾依子・小林勝年(2018)鳥取市教育センターと連携した2017年度「ひらがな音読支援」の取り組み. 子どもの発達・学習研究センター年報,4, pp.21-23. ・赤尾依子・小林勝年(2019)T式ひらがな音読支援の結果報告-2016年度コホートと2017年度コホートの比較-. 子どもの発達・学習研究センター年報,5,pp.14-16. ・赤尾依子・小林勝年(2020)2014年度から2019年度の小学1年生を対象としたT式ひらがな音読支援 ‐6月と10月の音読確認の結果の比較‐. 子どもの発達・学習研究センター年報,6,pp.25-28. ・赤尾依子・関あゆみ・小枝達也(2020)小学1年生を対象とした音読確認‐T式ひらがな音読支援と多層指導モデルMIMの活用‐. 臨床発達心理士実践研究,15(1),pp.38-47. ・赤尾依子・小林勝年(2021)2014年度から2020年度の小学1年生を対象としたT式ひらがな音読支援-6月と10月の音読確認の比較-. 子どもの発達・学習研究センター年報, 7, pp.14-17. ・赤尾依子・小林勝年(2022)2021年度の小学1年生を対象としたT式ひらがな音読支援-6月と10月の音読確認の結果-. 子どもの発達・学習研究センター年報, 8, pp.8-13. (シンポジウムその他) ・2014年度 一般社団法人日本LD学会公開シンポジウム鳥取(於 米子市), 発達性読み書き障害への気づきと対応について「RTIを活用した発達性読み書き障害の子どもへの気づきと対応」, 話題提供者, (2014,12). ・精神・神経疾患研究費25-6,「発達障害の包括的診断・治療プログラム開発に関する研究」,平成27年度 第2回研究班会議, 研究協力者, (2015,11). ・文部科学省委託事業「子どもみんなプロジェクト」,平成27年度研究連絡会, 講師, (2016,1). ・日本LD学会,第25回大会(於 東京), 自主シンポジウム,「第1~2段階の評価方法と指導効果:正しく楽に読む力をつける」, 話題提供者, (2016,11). ・日本発達心理学会第35回大会(大阪国際交流センター),自主シンポジウム, 「ひらがな習得の規定因と読み書き障害支援」, 話題提供者, (2024,3). |
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例 | - |
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作成した教科書、教材 | 心理学実験ノート 第5版,二瓶社.2006年 分担執筆 |
実務の経験を有する 者についての特記事項 |
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その他 | ・文部科学省「平成26年・27年度 発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業(発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援研究事業)」, 発達支援アドバイザー,(2014年6月~2016年3月). ・ICTを活用した発達障がい児への支援事業, 鳥取県福祉保健部子育て王国推進局,指導助言者,(2015年5月~2016年3月). ・京都市少年補導委員(2018年4月~2020年3月). <Read & Research map> https://researchmap.jp/4848 |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 | 臨床発達心理士、公認心理師 |
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特許等 | - |
実務の経験を有する者についての特記事項 | - |
その他 | (作成したICT教材) ・ことばのべんきょう(光村図書版)2ねん(2021年9月) ・星形なぞり(2022年2月) ・ことばのべんきょう(光村図書版)3ねん(2022年8月) ・ことばのべんきょう(光村図書版)4ねん(2023年6月) (研究助成) ・鳥取大学 平成27年度地域貢献支援事業≪地域課題研究B≫ 2015年 「ひらがな音読支援事業」 研究代表者. ・日本学術振興会科学研究費補助金 第5回 研究活動スタート支援2015年~2016年 「RTIモデルに基づく鳥取大学方式と多層指導モデルMIM を活用した音読指導」 研究代表者. ・日本学術振興会科学研究費基金 基盤研究(C)2017年~2019年 「RTIモデルを使用した音読支援における認知特性の解明と指導法の開発」 研究代表者. ・日本学術振興会科学研究費基金 基盤研究(C)2020年~2023年「読字困難児の読解力の改善を目的とした語彙習得プログラムの開発」 研究代表者. ・日本学術振興会科学研究費基金 基盤研究(C)2021年~2023年 ・ICT機器を活用した言語・聴覚・視覚面からの多面的な音読支援法の構築と効果検証,分担研究者. |