教育学科 子ども教育専攻 Education Child

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西元 直美

教育学科 子ども教育専攻

教授 西元 直美 にしもと なおみ
専門分野

発達心理学

発達心理学とはヒトの心身の発達(変化)の過程とそのメカニズムを研究する学問です。特に専門としている分野は幼児期における社会性の発達です。幼稚園、保育園などの集団生活でうまくやっていける子、うまくやっていくのがむずかしい子について研究しています。
担当科目 研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、保育の心理学、子どもの理解と援助、保育内容演習(健康)、課題実践研究、教育学入門Ⅰ、教育学入門Ⅱ、保育実習Ⅱ、保育実習指導Ⅱ、保育実習指導Ⅲ、子どもと健康、保育実習Ⅲ、保育実習Ⅰ(保育所)、保育実習Ⅰ(施設)、保育実習指導Ⅰ(保育所)、保育実習指導Ⅰ(施設)、人間発達学、発達心理学特論

MESSAGE

乳幼児の社会性の発達に興味があり、子どもが自分をとりまく環境とうまくやっていくために発達させる能力や、環境に適応していく過程についての研究をしています。最近は、がんばりすぎていて「気になる」子が気になっています。
子どもがその子らしく育つために大切なことは何か、学生のみなさんと一緒に考えていけたらなあと思っています。

学位 博士(臨床教育学)
最終学歴 武庫川女子大学大学院 臨床教育学研究科臨床教育学専攻 博士後期課程(2007年修了)
教育・研究実績 関西福祉科学大学リポジトリ

【著書】
・心理学と心理絵的支援(最新・はじめて学ぶ社会福祉)(2022)ミネルヴァ書房(共著)
・子どもの姿からはじめる領域・健康(2020)みらい(共著)
・子ども家庭支援の心理学入門(2020)ミネルヴァ書房(共著)
・進化とこころの科学で学ぶ人間関係の心理学(2011)福村出版(共著)

【論文】
・乳幼児の援助要請行動に関する発達的検討(2021)総合福祉科学研究, 第13号 pp.47-58(単著)
・幼児期における生活リズムの確立に関する一考察 − 3〜5歳児の睡眠習慣と気質との関連に関する縦断的検討から −(2020)関西福祉科学大学紀要,第24巻pp.81-89(共著)
・幼児の完全主義に関する縦断的検討—発達的変化および気質との関連についてー(2016)関西福祉科学大学紀要,第19巻pp.1-11(単著)
・保育実習及び保育実習指導の実施状況—保育士養成校に対する調査結果から-(2013)保育士養成研究第30号pp.111-119(共著)
・幼児の擬適応に関する発達心理学的研究(2009)武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科臨床教育学専攻(博士論文)
・幼児の適応行動と心理的「場」との関連(2008)人間環境学研究第6巻2号(単著)

【学会発表】
・幼児用援助要請行動チェックリストの開発Ⅰ(2022)日本発達心理学会第33回大会 p.211
・幼児の睡眠習慣に関する縦断的検討Ⅳ(2021)日本発達心理学会第32回大会 p.369
・幼児の睡眠習慣に関する縦断的検討Ⅲ(2020)日本発達心理学会第31回大会(大阪国際会議場)p.140
・幼児の睡眠習慣に関する縦断的検討Ⅱ(2019)日本発達心理学会 第30回大会(早稲田大学)p.293
・妊娠期から育児期の情報ニーズおよび支援ニーズに関する予備的研究Ⅲ(2019)第3回日本保育者養成教育学会(東北福祉大学)p.124
・保育実習指導を担う実習担当者の意識に関する調査(2018)第8回総合福祉科学学会学術集会(関西福祉科学大学)p.10
・幼児の睡眠習慣に関する縦断的検討Ⅰ(2018)日本発達心理学会 第29回大会(東北大学)p.256
・妊娠期から育児期の情報ニーズおよび支援ニーズに関する予備的研究Ⅱ(2018)第2回日本保育者養成教育学会(共立女子大学)p.223
・妊娠期から育児期の情報ニーズおよび支援ニーズに関する予備的研究 Ⅰ(2018)第2回日本保育者養教育学会研究大会(共立女子大学).p.222
・他者評定による幼児の完全主義の検討 — 縦断データを用いた親評定と保育者評定の比較 — (2017)日本教育心理学会第59回総会発表論文集(名古屋大学) p.685
・幼児期後期における気質の発達的検討〜縦断データを用いた分析〜(2017)日本発達心理学会 第28回大会発表論文集(広島大学) p.130
・幼児の擬適応に関する検討Ⅲ—3〜5歳児の縦断データにおける完全主義および唾液中α -アミラーゼとの関連—(2016)日本発達心理学会第27回大会(北海道大学)p.346
・5歳児の完全主義と気質との関連—唾液中α-アミラーゼ活性を用いたストレス評価からの検討—日本教育心理学会第58回総会発表論文集(香川大学) p.317
・幼児期の唾液中α-アミラーゼ活性に関する基礎研究Ⅳ— 3・4・5歳児の縦断データによる検討—(2015)日本教育心理学会第57回総会発表論文集(新潟大学) p.707
・幼児の擬適応に関する検討Ⅱ-縦断データに基づく唾液中α-アミラーゼ活性との関連(2015)日本発達心理学会第26回大会発表論文集p.5-043
・幼児期の唾液中α-アミラーゼ活性に関する基礎研究Ⅲ— 幼稚園場面での縦断データを用いた検討—(2014)日本教育心理学会第56回総会発表論文集p.910
・幼児の擬適応に関する検討Ⅰ~唾液中αアミラーゼ活性との関連~ (2014)日本発達心理学会 第25回大会発表論文集p.168
・幼児期における完全主義と擬適応との関連(2013)日本発達心理学会第24回大会発表論文集(明治学院大学)p.169
・幼児期の唾液中αアミラーゼ活性に関する基礎研究Ⅰ〜気質との関連 〜(2013)日本教育心理学会第55回総会発表論文集(法政大学) p.503
・幼児期の唾液中αアミラーゼ活性に関する基礎研究Ⅱ〜アミラーゼ活性ときょうだい順位との関連〜(2013)日本教育心理学会第55回総会発表論文集(法政大学) p.504
・新カリキュラムに対応した保育士養成プログラムの検討Ⅲ—保育実習担当者の専門性について-(2012)全国保育士養成協議会第51回研究大会研究発表論文集pp.414-415
・幼児の集団場面における適応行動に関する研究 Ⅳ—擬適応行動の個人内変動と気質との関連—(2012)日本発達心理学会第23回大会発表論文集(名古屋国際会議場) p.417
・幼児の集団場面における適応行動に関する研究 Ⅲ—幼稚園年少クラスから年長クラスまでの縦断データを用いた擬適応行動の検討—(2011)日本発達心理学会第22回大会発表論文集(東京学芸大学) p.291
・幼児の集団場面における適応行動に関する研究 Ⅱ—擬適応行動と気質との関連—(2010)日本発達心理学会第21回大会(関西エリア連合・奈良女子大学) p.444
・幼児の集団場面における適応行動に関する研究 Ⅰ—擬似的適応行動の短期縦断的検討—(2009)日本発達心理学会第20回大会(東京女子大学) p.156
・幼稚園における食育のあり方に関する研究-Ⅳ-(2008)日本教育心理学会第50回大会発表論文集(日本女子大学) p.13
・3歳新入園児の幼稚園への適応要因—入園前の対人環境要因および個体要因からの検討—(2008)日本発達心理学会第19回大会発表論文集(追手門学院大学)p.529

教育上の能力に関する事項

教育方法の実践例 -
作成した教科書、教材 -
実務の経験を有する
者についての特記事項
-
その他 <Read & Research map>
https://researchmap.jp/read0128012

職務上の実績に関する事項

資格、免許 ・保育士(大阪府-038926)
・社会福祉士(第17674号)
特許等 -
実務の経験を有する者についての特記事項 【研究助成】
・平成24~27年度科学研究費助成事業(若手研究(B))「擬似的な適応という視点による幼児期の「いい子」の再考」(課題番号 24730552)
・2019〜23年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「幼児の援助要請能力に関する発達研究:社会情動的スキルからの探求」(課題番号19K02656)
その他 -

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