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【福祉創造学科】第28回全日本大学軟式野球国際親善大会・活動報告2025年12月19日

 福祉創造学科の西 歌鈴さんが、全日本大学軟式野球国際親善大会に主務として参加しました。活動報告をさせていただきます。

活動報告

 全日本大学軟式野球日本代表は、日本全国の大学軟式野球に携わる学生より2回にわたる選考会の後、日本代表として活動を行うものです。今年度は選手22名・学生コーチ1名・主務1名の計24名が選ばれました。今年度の遠征期間は11/30(日)〜12/8(月)であり、11月30日・12月1日は神奈川県、12月2日~8日は台湾・台北市を拠点とし国際親善交流並びに試合が行われました。試合数は計5試合となり、見事日本代表チームは5試合5勝の素晴らしい結果を納め今回の遠征が終了となりました。
 国際交流では、現地の小学生野球チームへの野球教室や大学訪問へ行き日本と台湾の友好関係を深めると共に軟式野球の普及活動も行いました。

 私は今回日本代表の主務として遠征に参加させて頂きました。朝から夕方まで、休むことなく野球に触れ活動を行っていましたが、一日一日があっという間に過ぎていきました。今回の選出メンバーには、私たち軟式野球部が所属する西都軟式野球連盟からの選出者は私しかおらず、誰も知り合いもいないまま、緊張感いっぱいで新幹線で神奈川まで向かいました。到着してすぐに結団式での司会、選手の人数・コンディション確認等主務としての仕事が始まっていく中、この遠征をやり切れるか不安に感じながら過ごしていました。
 私の主務としての仕事は、首脳陣の想いや考えを汲み取り選手に伝え理解してもらい、遠征を円滑に運営していく立場にありました。ですが、実際に遠征が始まってみるとなかなか思い通りに行かない事ばかりで、何度も心に決めていた「一歩先を読む」行動ができず、精神的にも余裕がなくなっていく日々に、焦りと悔しさが募りました。

 ある練習日に監督より「やってみてダメだった事は失敗ではない。だからまずは思っていたようにやってみたらいい」という言葉を頂き、この遠征に対してもっと積極的に考えて行動をすることが出来ました。そこから100点満点の行動が出来たかどうかは分かりませんが、私なりに後悔のない選択ができたと思います。私の毎日を支えとなったのは、首脳陣の皆様は勿論のこと、選手達の姿でした。全国各地から集まった逸材達が新しいチームとして少ない日数で活動することに対しての難しさや課題に、真剣に向き合う姿を見て私自身も何度も励まされました。主務の私を気にかけて優しい言葉をかけてくれる選手達ばかりで、いつの間にか支える立場のはずが「支えられていた」という事も多くありました。

 この日本代表としての経験は、私の人生を大きく変えるものであったと強く感じています。大学から始めた野球部のマネージャーとしての活動がこのような素晴らしい結果になったことを大変嬉しく思っています。この経験を決して無駄にしないよう、糧にしていきたいです。また、出逢えた縁と応援して下さった沢山の周りの人達を大切にこれからも頑張っていこうと思います。

福祉創造学科 西 歌鈴



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