8月29日（木）関西福祉科学大学において奈良県立磯城野高等学校のヒューマンライフ科の生徒をお迎えし、体験実習・ミニオープンキャンパスを開催しました。
　磯城野高等学校とは、教育に係る交流・連携を通じて、高校生の進路に関する意識や主体的な学習意欲を高めるとともに、大学教育への理解を深め、高校教育と大学教育の活性化を図ることを目的に本学と連携協定を締結しています。
　その取り組みの一環で、当日は生徒・高校教員計40名が来学し、2グループに分かれて福祉創造学科の実習などを体験していただきました。
　実習に先立ち、三田村准教授より入浴介助の目的や注意点の説明があり、加藤教授からは大学で介護福祉を学ぶ魅力や、介護現場で行われている医療的ケアの説明が行われ、生徒の皆さんはメモを取るなど、真剣に聞き入っておられました。
　その後、医療的ケアとして行われる痰の吸引や、青柳准教授による機械を使った入浴介助、家庭浴の介助方法を体験していただきました。痰の吸引では、既に介護実習を終えた福祉創造学科の在学生による実演と指導があり、参加された高校生のみなさんは貴重な経験を積むことができました。