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【社会福祉学科】ニュースで注目された事件の裁判から考える社会福祉士の役割2019年06月24日

 数年前、新聞やニュースで連日報道されていた青酸化合物による連続殺人事件の控訴判決が5月下旬に出されました。この裁判は、被告が認知症であることによる訴訟能力の有無も注目されるなか、完全責任能力と訴訟能力を認める判決となりました。
 判決の妥当性については議論を他に委ねるとして、読売新聞で本学科の都村先生がコメントした「被告が法廷で自分の意見をしっかり話せるよう社会福祉士などのサポート役をつけることも考えるべき」という観点に、今後、社会福祉士に期待される質の高さと活動の場の広さについて、改めて考えさせられました。
 認知症高齢者が増える我が国において、社会福祉士は生活における支援にとどまらず、このような司法の場においても権利擁護する専門職として活躍することが遠いことではないのかもしれません。


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