【発達支援教育専攻】介護等体験で様々な経験を積ませていただいています!2018年12月12日
今年度10月から教育学部発達支援教育専攻の学生92名の介護等体験が始まりました。支援学校に2日、施設に5日、あわせて7日間、様々な体験先でお世話になり、学生たちは充実した経験をしてきているようです。
ある学生は、はじめての施設で右も左もわからない中、利用者の方から声をかけていただいて自分のコミュニケーション力の無さにがっかり…。また、指導者の方から、言葉でコミュニケーションの取れない利用者の方に対しては、視線やジェスチャーといった非言語コミュニケーションについてもっと普段から意識してみたらどうでしょう?と温かく教えていただいたようです。
同じ年齢層の友人とかかわっているだけでは、相手を否定したり、自分の考えが正しいのだと暗黙の裡に考えて何気なく過ごしたりする毎日になっていたかもしれません。自分中心の世界で物事を考える習慣がついてしまっていることに気づかせていただいた、そのような貴重な体験について語ってくれた学生もいます。
多様な年齢層の方々、様々な障がいのある子供たちと接することで、教員としての資質を高めるだけでなく、一人の人間として成長させてもらう機会をいただけた、そのような気持ちで体験に臨めたらと考えます。
支援学校の先生方、施設の指導者の方々、ご指導いただき誠にありがとうございました。まだまだ3月まで体験は続きます。ご指導の程、よろしくお願いいたします。