【健康科学科】高等学校の健康診断ボランティアにいってきました。2018年05月25日
<学園内高等学校の健康診断に参加して>
健康科学科1年生の養護教諭希望者が,関西福祉科学大学高等学校で実施された健康診断のボランティアに参加しました。養護概説の授業でよびかけ、のべ37名が参加しました。尿検査の回収や心電図検査、レントゲン検査の誘導、視力検査の記録、内科検診の誘導を実際に経験させていただき、養護教諭という仕事について学ぶことができました。
※学生の感想を紹介します。
入学直後で養護教諭としての知識が全くありませんでしたが、健康診断のボランティアを通して、養護の先生が医療機関の方々と事前にどのようなやり取りをしているのかがわかりました。また、今回は高校生の健康診断ということで、思春期の生徒とのコミュニケーションの取り方が少しわかったような気がしました。
今回、健康診断のボランティアに参加して、 保健室の先生が、教科担当の先生用、生徒用、ボランティアの学生用にそれぞれ、役割分担のプリントを準備してくださっていることを知りました。健康診断を効率よく行えるように、準備に多くの時間を割いてくださったそうです。しかし、準備をしてもトラブルは起きるもので、その時に保健室の先生は冷静に新しい指示を出していて、臨機応変に対応する力の必要性を感じました。今回の経験から、実際に養護教諭として、どのような力が必要なのか知ることが出来ました。そして、理想の養護教諭像を見つけることができ、とても良い時間を過ごすことができました。
ボランティアに行って養護教諭は本当に色々な教職員の方からの助けがあって健康診断等が成り立っているのだなと感じました。そんな中でも養護教諭は一人で健康診断のセッティングを考えたり指示したりしなければならないと思うと、的確に物事を判断できる力が必要だと思いました。私も頼られる養護教諭になれるよう頑張りたいと改めて思いました。
健康診断ボランティアでは、内科検診の誘導をしました。具体的な内容は、生徒が来たら並ぶように指示をし、検診の注意事項を読み上げる事です。高校3年生と1年生を主に誘導しましたが、何度も同じ事で注意をしていました。私自身何度も声かけをし、出来ていない生徒には個別に声を掛けました。高等学校の検診で大変ということは、小学校や中学校はもっと大変なのだろうなと思い、円滑に進めるための指示や準備が必要だと考えさせられました。今回のボランティアで現場の大変さを知り、多少気後れしてしまいましたが、良い刺激をもらう機会になり良かったと思います。