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【健康福祉学部】福田早苗学部長の所属する研究グループによる研究成果が、Journal of Translational Medicine (2026年7月27日)に掲載されました。2026年07月30日

 『筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の客観的診断に資する血中細胞外小胞の成分を発見 〜特発性疲労やうつ病との識別・病態解明へ一歩進展〜』

 国立大学法人三重大学医学部附属病院バイオバンクセンター(消化器内科学)の江口暁子准教授、関西福祉科学大学健康福祉学部の福田早苗教授、名古屋大学大学院工学研究科の安井隆雄教授らの研究グループは、ME/CFS患者の診断に使用できる可能性がある血中の細胞外小胞に含まれるマイクロRNA(miRNA)を発見し、その成果が2026年7月27日、Journal of Translational Medicineにオンライン掲載されました。

 ME/CFSは、原因不明の激しい全身倦怠感、睡眠障害、思考力低下(ブレインフォグ)などが長期間続く疾患です。近年ではCOVID-19罹患後症状(Long COVID)の一部がME/CFSの診断基準を満たすことからも世界的に注目が集まっています。 しかし、ME/CFSには明確なバイオマーカーが存在せず、問診や自覚症状を中心とした診断が行われており、似た症状を示す突発性慢性疲労(ICF)やうつ病との判別診断が難しいという課題がありました。また、客観的な臨床検査値がないことが治療法の選択や病態理解の障壁となっていました。


◆論文情報

  • 掲載誌: Journal of Translational Medicine
  • 掲載日: 2026年7月27日
    https://doi.org/10.1186/s12967-026-08695-w
  • 論文タイトル: Circulating extracellular vesicles-microRNAs as potential biomarkers for the identification of ME/CFS: differentiating fatigue-releated conditions
  • 著者: Akiko Eguchi, Hirohiko Kuratsune, Yasuhito Nakatomi, Takao Yasui, Ryo Nakagawa, Yasuyoshi Watanabe and Sanae Fukuda
 

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