【学科紹介】　
　健康科学科では、養護教諭一種免許、第一種衛生管理者、中高の保健免許を目指せるだけでなく、公認心理師の学部カリキュラムを修めることができます。
　学科紹介は、カリキュラム、進路について詳しく説明を聞くことができる貴重な機会です。

【ミニ講義】
　松中久美子先生から「視覚障がいとは？～いろいろな見え方を体験してみよう～」というテーマで「障がい者・障がい児心理学」の授業の一部分が行われました。

　最後に、交差点などで白杖使用者や盲導犬使用者に出会ったら、勇気を出して声をかけてあげてほしいこと、さらに盲導犬ボランティアについてもお話があり、キャリアチェンジ犬（盲導犬の訓練を受けたけれども、進路を変更した犬）や引退犬の飼育、バピーウォーカーなどが紹介されました。また大学で、松中先生の授業を受けてみたいなと思うミニ講義でした。

【先輩からのメッセージ】
　2018年に健康科学科を卒業し、民間の企業で働いた後、台湾の日本人学校で働く先輩から、オンラインで話を聞きました。先輩は、いつかは海外で働いてみたいと思っていたそうで、健康科学科の卒業生で作る掲示板で日本人学校の募集を知ったことがきっかけだそうです。卒業してからのつながりも大切ですね。
　台北の日本人学校は小中一貫の大規模校で、保健室の来室人数は1日に50人！新校舎になったばかりで、新しい保健室を動画で見せていただきました。在学中から、担任の先生との連携の大切さは何度も教わっていたことでしたが、実際に働いてみて、連携の大切さを痛感したそうです。また、自分の体調管理が最も重要だということも実感したとのこと。海外で働く場合には、日本で働くよりも自己管理が大切になりそうですね。
　高校生、在学生の皆さんへのメッセージとして、今しかできないことに挑戦をして、いろいろ経験をしてほしい。また、進路は無限であり、在学中に納得いくまで悩み、後悔のない進路を選択すること。卒業後すぐに養護教諭をして働かなくても、免許を持っていたら、いつでも養護教諭として働くことができることも覚えておいてほしいとのことでした。

【在学生の話】
　健康科学科を選んだ理由：養護教諭になりたいから選びました。さらに、就職率が高いことや大学の雰囲気が良いところも決め手になりました。
入学後の感想：関西福祉科学大学は特定の資格やカリキュラムがあることから、将来の明確な目標を持っている学生が多いと思います。同じ仲間もたくさんいて、相談できる環境があるところが良いところです。
　母校の小学校で体験した養護実習について：実習では、養護教諭から指導を受けながら、子どもの興味をひく掲示物の作成、見てもらえる保健だよりを作成しました。子どもたちから大反響だったことがうれしかったです。また、視力の保健指導、45分の保健授業「けがの手当て」を実施しました。事前にアンケートを実施することで、子どもの状況を把握して、伝えるだけではなく、一緒に学んでいける授業を目指して作成しました。養護実習では、積極的に取り組み、大きな学びが得られました。　

　その他、自律神経の測定、手洗い実験をしながら、教員・学生と自由に話をすることができます。　
　次回のオープンキャンパスは4月29日（金祝）13時からです。健康科学科のミニ講義は、野口法子先生の「養護教諭が行う“悩み相談”って？Part1」です。完全予約制ですので、大学ホームページからお申込み下さい。