【教育学科】6月20日オープンキャンパスレポート2021年07月02日
今年度第2回となります本学のオープンキャンパスは、緊急事態宣言を受けて予約制の参加受付とし、飲食の提供を控え、距離を保ち、マスク、シールドの着用や、アルコール消毒などの新型コロナウィルス感染防止対策を徹底しながら開催されました。また今回から「ポテンシャル発見プログラム」が始まり、希望者は午後に開催されるプログラムを受講しました。
教育学科は昨年完成したばかりの学園2号館というところで参加者をお迎えしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
学部長の林龍平教授より、教育学科で取得できる資格の種類や、他にはない本学教育学科の特色について、丁寧な説明がありました。また就職実績についての説明では、保護者の方も興味深く聞き入っていました。
学科の説明が終わると、学生によるトークコーナーが始まります。今回は2年生が、学生が日々どのような生活を送っているのか、大学生活の面白さ、苦しさ、やりがいなどについ語ってくれました。特に今回の学生は算数の問題作りを例に挙げて、授業の内容が高校とはどう違うのか、について、とても興味深い話を展開してくれました。自身の経験を踏まえた正直なトークに高校生はとても興味を持ってくれたようでした。
また、卒業して今は全国各地の小学校や特別支援学校に勤務している先輩方が、ビデオメッセージを送ってくれたので、それらを紹介する時間もありました。
次が大学の先生によるミニ講義ですが、今回は藤原靖浩講師による「居場所」を考える授業でした。
デジタルと現実の境界線があいまいになっている昨今、自分の居場所を見つけるということはどういうことなのか?問いかけます。
ミニ講義が終わると、参加者は学園2号館から大学6号館という建物に移動します。ここは教育学科のカリキュラムに必要な施設が揃っている建物です。教員や保育士養成に関わる施設として、模擬授業ができる部屋、模擬保育ができる部屋などがあります。その他には理科、図画工作、家庭、音楽に関係した部屋が、実際の学校と同じように揃っています。
その大学6号館では、色々な部屋を見学したり、教育学科の先生に個別でお話を聞いたり、学生と話したりすることができました。
本学が取り組んでいる育成型入試のプログラムである、「ポテンシャル発見プログラム」は、午後の学科プログラムが終わってから始まりました。自分の強みを生かして、なりたい自分を見つけ、入試での自己アピールにつなげようというプログラムです。教育学科の教員4名が受講生のサポートにあたり、様々なアドバイスを行っていました。
写真でもおわかりの通り、受講生同士や教員がお互いの距離を保ち、また机ごとにシールドを設けるなど、徹底した感染対策を行いながら開催しております。
また、教育学科では特別支援教育の科目も充実していて、学生の中にも特別支援学校で働きたいという思いで入学した人が多く在籍しています。障がいについての関心を広めてゆきたいという自主的な活動が、学生主体の動きとして現在高まりを見せております。
今回はそんな学生たちが図工室を使って、様々な活動の紹介を行いました。参加した高校生たちも興味深そうに説明に聞き入っていました。学生たちの活動を紹介するよい機会にもなりました。彼らの活動については、記事を改めてお伝えしたいと思います。
次回のオープンキャンパスは7月11日(日)の開催です。皆さまのご参加をお待ちしております。