教育学部の「夢ナビ講義」撮影2021年06月15日
2021年6月1日、夢ナビ講義Videoの撮影が行われました。講師を務めたのは、築地典絵先生です。
夢ナビは、株式会社フロムページが提供する高校生に向けて、大学の授業を簡単に紹介する動画です。
今回のテーマは「学校と子ども 教育相談の授業風景」です。教育相談の授業では実際の場面を想定して、保護者や子どもの悩みにどう対応していくのかを実践形式で学びます。
築地先生が教育相談の授業で大切にしていることは次の3つです。
"まずはやってみること"
「できない」に直面してもらいます。「できない」とわかることはとても勇気がいります。同時に学びの意欲を高めるために大切なことです。また、相手にアドバイスをすることは、自分を振り返ることにもつながります。
"学問を身につける"
知識を頭に詰め込むだけではなく、その知識を必要なときに、引き出して使えなければ意味がありません。どうすれば知識を使うことができるのかを事例を元に考えます。そして、ユーモアのセンスも、教育相談を円滑に進めるうえで役に立ちます。
"感じとる力"
学校や教育の場には相反する矛盾したメッセージが充満しています。教師という職業には、学校や教育の抱える矛盾や、その矛盾の中で葛藤する子どもたちの感情を感じ取る感性も必要です。学校や教室の空気、あなたは感じ取ることができますか?
教育相談と聞くとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、築地先生の授業はそんなイメージを払拭してくれます。