【社会福祉学科】福科大オレンジ・プロジェクト(FOP) -認知症カフェ活動報告-2021年03月15日
本プロジェクトの活動のひとつとして、柏原市社会福祉協議会や社会福祉法人コイノニア福祉会との協働によりそれぞれ開催している認知症カフェがあります。この半期の認知症カフェについて報告させていただきます。
夏は新型コロナウイルスの影響で認知症カフェをしばらく中断していましたが、柏原市社会福祉協議会と開催している「カフェほのぼの」については、感染症対策を万全に行い、秋を迎えた9月27日(日)に柏原市社会福祉協議会と開催している「カフェほのぼの」は、東町老人会館にて開催することができました。久々の開催でしたが、多くのお客様に来ていただくことができました。
この日のイベントとして、学生とともに簡単な楽器作りを行いました。ボランティアの方によるハーモニカ演奏を通してリズムを取ることで、大きな声を出せないながらもお客様に楽しんでいただくことができました。
また、三密を避けての開催となりましたが、「また開催してくれて嬉しい」という声を参加された方からいただきました。より一層、地域交流の場を提供できるよう努めていきたいと思ったお言葉でした。
10月18日(日)は、今年で5周年を迎えたお祝いとして、記念イベントを開催しました。イベントでは、みなさんに折っていただいた紙飛行機を、輪の中に入るように狙って飛ばすゲームや、折り紙のボールを的に当てるゲームを行いました。参加者の方々は、真剣なご様子で狙いを定めては「当たった!」「外れた!」と笑顔で学生とともに楽しまれておられ、とても活気のあふれるカフェとなりました。
11月22日(日)は、寒くなってまた新型コロナウイルスが蔓延してきていましたが、感染症対策を徹底し、お客様はもちろん、私たちも感染しないように気を付けながら、交流する場を失くさない方法を選択し、開催にこぎつけました。
また、これまで大事にしてきたグループで語り合う場としてのプログラム“輪になろう会”も9カ月ぶりに実施することができました。
その後、地域住民の方によるハーモニカ演奏で、お客様と学生で楽しく、昔懐かしの曲を聴きました。 また、地域住民の方から、どんぐりで作ったストラップをたくさん頂きました。学生はFOPの活動時に使用している名札につけるなど、大切に使わせて頂いています!
年が明けてからは、緊急事態宣言下で再びすべての認知症カフェを中断することを余儀なくされました。
新型コロナウイルスと向き合って約一年。少しずつ対策を講じながら活動をする場面も増やすことができましたが、やはりまだまだ感染拡大防止を優先せざるを得ず、振り回されてしまった半年でした。
しかし、実はこの間に3か所目となる認知症カフェを、しかも大学内にてオープンする準備を進めてきました。2月にプレ・オープンし、3月20日(土)のグランド・オープンに向けて、プロジェクトメンバー一同頑張っています!その詳細については後日このトピックスにご報告させていただきたいと思っています。どうぞ、そちらもお楽しみに!!