【作業療法学専攻】卒業研究論文に向けたデータ収集を開始!2021年02月12日
作業療法学専攻では、3年生の学生に対して、卒業研究に向けた領域別演習という授業を設けています。この授業では担当教員の指導のもと、研究疑問に対して方法論を検討しながら研究計画書を作成していきます。
ある教員の担当学生は、アイカメラを使用して、さまざまな活動中の注視分析を行う計画を立てました。写真は方法論を検討する際に、同級生の学生に対して実際に課題を施行し、課題設定の詳細を検討している様子です。自ら持つ研究疑問を証明するためにどのような課題にしたら良いか悩むことが多いですが、前向きに取り組む様子が見受けられました。
学生の一人は、文字を読む際、背景とフォントの色の組み合わせにより見えやすさが変わるかどうか、注視分析を通して検討する計画を立てました。写真は実際にデータ取りをしている様子です。とても興味深いテーマで、今後、どの様な結果が出るのか、学生だけでなく教員も楽しみにしています。
この授業を通して研究について学び、今後、対象者を幅広い視点で捉えることに繋げていってもらいたいと思います。また、我々もよりよい研究に繋げていけるような環境を整えていきたいと思います。