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【教育学科】教育学部で初めての卒業研究発表会が開かれました。2020年02月04日

教育学部長 林 龍平


 令和2年が明けて早くも1ヶ月が過ぎようとしてます。1月28日からは令和元年度秋学期の定期試験が始まりました。平成28年に入学した教育学部の第1期生たちも在学中最後の試験に臨んでいるところです。そんな慌ただしい日々の中、1月29日水曜日には、第1期生たちの卒業研究発表会が大学6号館2階にある教育学部の模擬授業実践室で開催されました。 
 

卒業研究発表会の様子

 当日は、子ども教育専攻の24名と発達支援教育専攻の49名の計73名が、研究演習Ⅲ、Ⅳの中で取り組んできた研究の成果をポスター形式でお披露目しました。発表会は二部構成で行われ、午前10時40分から12時10分までを第一部、午後1時から午後2時半までを第二部とし、各専攻の学生番号が前半半分までの学生は第一部で、残り半分の学生は第二部で自分の研究成果を発表するという形がとられました。会場には、卒業予定の79名に加え、研究演習担当の先生方、直接研究演習を担当してはいないものの、基礎セミナー等で接点のある教育学部の多くの先生方、そして来年は自分達自身がその渦中に飛び込まねばならない3年生たちが溢れ、たいへん活気のある発表会となりました。
 大学に入学以来、どの学生もいろいろな授業において、レポートを書いたり、調べたりすることを同級生の前で発表するといった機会を重ねてきました。卒業研究は、そうした積み重ねの延長線上にあるものだと言えます。ただ、授業でのレポートや発表と大きく異なる点が1つあります。それは、授業でのレポートや発表では、そのテーマや問題が教員から与えられるのですが、卒業研究ではテーマや問題を自分で見つけ、調べ、考え、まとめ、そして文章化せねばならないという点です。

卒業研究発表会の様子

 多くの学生達が、特にこの1点についておおいに悪戦苦闘してきたようで、だからこそ、ここだけはぜひしっかり聞いて欲しい、話したいという姿勢が沸沸と湧き上がってくるのが感じられる熱い発表会場でした。来年以降もこうした行事が教育学部の伝統として引き継がれていくことを期待しています。


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