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【教育学科】先輩たちのインタビューシリーズ「のびしろ」⑤2019年11月05日

シリーズ⑤ 挫折からの復活

  
 高校生の皆さん、そろそろ進路決定の時期が迫ってきましたね。悩んだり、迷ったりされていることと思います。
今回のインタビューでは、皆様と同じように、迷ったり、挫折したりしながら自分なりの道を切り開いた先輩の登場です。少しでも進路選択の 助けになれば、幸いです。

発達支援教育専攻4回生 田中 英裕武さん

 Q 教育学部に入ろうと思ったきっかけを教えてください。
 田中くん:母親が保育士をしていたので、小さい子どもたちがいつも身近な存在でした。兄弟たちを学校へ迎えに行ったり、手伝いに行ったりすることもありました。そのような環境の中で育ち、小学校6年生の頃から「教師になりたい」「子どもたちと一緒にいられる職業に就きたい」と思うようになりました。わりと自然な流れで教育学部を選びました。「子どものいる風景が当たり前になっていたんですね」
 
 Q 発達支援教育専攻に入学してからどのような経験をされましたか?
 田中くん:大学1年生の1月から、大阪府内の小学校でボランティアを始めました。そこで出会った活発すぎるA君のことが一番心に残っています。A君は高学年になると、学習意欲がなくなり、担任の先生の言うことも聞かなくなっていました。「教科書を出しましょう」と言われても、出そうとはしません。最初はA君にどのように関わったらいいのか、本当にわかりませんでした。いつもA君のそばにいて「教科書がない!!!」とA君が言ったら、「そうなんや、ないんやね」と声をかけていきました。そんなやり取りを重ねていると、少しずつA君と話ができるようになりました。「粘り勝ちですね!」

 まだまだ、そこから続きます。A君が小学校を卒業し、中学生になってから再会する機会がありました。その時にA君の方から「まだボランティアに行ってるんか?」と聞かれました。「大学の授業が入っていて、あまり行ってないよ」と答えると、「もったいない!!」と言われました。その言葉、うれしい!!まじ、うれしい!!!自分を覚えていてくれたこと、小学校の時と変わらず会話ができたこと。もう、うれしい全開!!「A君からエネルギーをもらいましたね。子どもと関わる醍醐味とも言えますね。」
 

発達支援教育専攻4回生 田中 英裕武さん

 Q 今後の進路について聞かせてください。
 田中くん:ボランティアも楽しいし、子どもと関わっている時が一番元気になれる。「絶対に教師になるぞ!」「子どもと関わる仕事をするぞ!」と思い、1ヶ月の教育実習に臨みましたが、同時に大学の授業の中で聞いた「児童養護施設の子どもたちの話」も少し気になっていました。衣食住を共にし、一日中子どもと関わる児童養護施設の仕事。僕の気持ちはしだいに児童養護施設に傾きました・・・。

 その後、先生の指導を受けながら施設の子どもの心の育ちについて勉強し、大阪府内の児童養護施設の内定を取りました。今は、4月からの仕事開始に向けて、同じ児童養護施設に就職する仲間と自主勉強会をしています。

Q
 どんな児童指導員になりたいですか?
 田中くん:子どもが持っている力を引き出せるような児童指導員になりたいです。児童養護施設の子どもたちの中には、心の発達に問題を抱える子どもも多くいることを学びました。子どもとの信頼関係を作ることは、かなり根気がいると思いますが、これまでの大学生活で子どもと関わった経験をもとにして、粘り強く働きかけたいと思います。

 
 教職志望から児童指導員への道を切り開いた田中先輩。田中先輩の周りには、いつでも子どもたちが群がっていましたね。子どもを引きつける不思議な魅力を持った学生です。田中先輩の決断とこれからにエールを送ります!

 

 

発達支援教育専攻4回生 田中 英裕武さん


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