【社会福祉学科】 卒業生が支援者としての思いを形にされている取り組みを見学させていただきました!2019年06月27日
皆さんは「宅幼老所」の存在を知っていますか?
高齢者、こども、障害を持った人、そのほかどのような人でも、同じ屋根の下で時間を共に過ごすことのできる居場所を指します。そんな居場所づくりを、NPO法人という形をとって、ご夫婦で取り組まれている先輩がいます。
先日、私たち学生5名は、社会福祉学科の橋本先生に引率していただき、見学をしてきました。
京都府城陽市にあるNPO法人優人です。
その日は、先輩の旦那さまであり、法人の代表である大川さんにおいしい手料理を振る舞っていただきました。楽しい時間を過ごしながらも、大川さんご夫婦の支援者としての強い思いを形にされ、ここからさらに次の夢も描かれているお話を聞かせていただき、胸が熱くなりました。
なかでも、「制度では手の届かないニーズ(生活課題)を抱えた、歯がゆい思いをされている人たちを支援したい」という思いを持って活動を始められたというお話が心に残っています。
一方の私たちも、「子ども同士や他の人たちの繋がりが生まれるという点などから、大学で学んだ“地域共生社会”というものを体感できたように思う」「NPO法人という形を取っているからこそ、一人ひとりのニーズに合わせられるというお話が印象に残った。利用者の意向を汲み取りやすいなど、たくさんの利点を感じた」など様々なことを感じ、大変勉強になりました。そして、このように、「共に学び、それを深め合える仲間がそばにいること」は、大変心強いことだと互いに実感しました。
NPO法人優人では、こども食堂や、こども縁日、地域の人が参加するお月見会など、これからも様々な企画をされるそうです。
皆さんも一度、一緒にボランティアに行ってみませんか??
社会福祉学科4年生 赤山、坂元、大地、富窪、南
★なお、卒業生の大川さんと在学生の赤山さんですが、スタディサプリ進路内の本学ページでも登場されています。もしよろしければ、下記のアドレスでご覧になっていただけますと幸いです。
※卒業生の大川さん:
https://shingakunet.com/gakko/SC002837/senpaiShigoto/clcontents/126d5947-0298-451c-9bd8-f45734bcc77f/
※在学生の赤山さん:
https://shingakunet.com/gakko/SC002837/campusLife/9001362230/
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<NPO法人優人(自宅兼活動場所)の前で、大川さんご家族と記念撮影>
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<自宅1階部分の活動場所にて、代表の大川さんからお話をうかがっている様子>