【社会福祉学科】介護福祉士養成課程3年生 エイジレスセンターに行ってきました!2019年06月18日
介護福祉士国家試験受験資格取得に必要な科目の一つ「生活支援技術Ⅲ(環境整備)」は、支援が必要な人への生活環境をどのように整えたらいいかを考えながら学ぶ科目となっています。現在、利用者が何らか困難に感じている生活において、どのような福祉用具を導入すればいいのか学んでいるところです。
この日は、南港にあるATCエイジレスセンター(日本最大規模で展開する介護・福祉・健康関連の常設展示場)に行き、センターの方から福祉用具の説明、およびいくつか使用体験をさせていただきました。
たとえば、高齢者体験をした学生は「怖くて足元しか見られなかった。体験することで、利用者や地域のお年寄りが歩くだけで足腰に痛みがあったり不安があることを実感できた」という感想があがりました。
車いすの自操体験では「自操による小さな段差やでこぼこ道、溝を超えられる方法について体験でき、自立した移動について理解が深まった。一方で、自操するには相応の筋力も必要であることもわかった。利用者に応じて無理のない支援を心掛けたい」と体験したからこその感想もあがりました。
その他、介護ロボットに触れたり、最新のベッド、歩行補助車、ポータブルトイレの説明、さらにたくさんの自助具に触れることもできました。学生は福祉用具そのものを知るだけでなく「この道具、○〇の場面にも応用できるのではないか」と考えを広げていくこともできていました。
センターの方の丁寧な説明や学外という環境もあり、学生の皆さんはいつも以上に集中して学んでいました。今回の学びを今後の授業や実習にぜひ活かしていってください!