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【教育学科 発達支援教育専攻2年生】新学習指導要領に対応し、レゴ・ブロックで楽しく学ぶ「プログラミング学習講座」を開催しました。2019年02月15日

 
 平成32年度から小学校の学習指導要領が変わります。「プログラミング」学習は、特に理科や算数、総合の時間の単元で取り扱うように決められています。理科では6年生の「電気の利用」で取り扱われます。

プログラミング学習講座の様子

 今回、教育学科発達支援専攻では、新しい学習指導要領の内容に対応するために、理科の「プログラミング学習」の教材として開発された「WeDo 2.0」というアプリケーションと「レゴ・ブロック」を使った指導法の講習を企画しました。

 日 時:平成31年1月10日(木) 16:20〜17:50
 場 所:大学6号館 5階 理科室
 参加者:発達支援教育専攻 2年生(33名)
 講 師:株式会社ナリカ 小田哲也氏

 小学校教員免許を取得する発達支援教育専攻の2年生を対象とし、教材メーカー(株式会社ナリカ)の小田哲也氏を講師として講習会を開催しました。小田氏は、「プログラミング学習教材」のエキスパートで、「WeDo 2.0」と「レゴ・ブロック」を使用した指導方法の講師として、大阪府下をはじめ、全国の小学校〜高等学校の教員や児童生徒を対象とした講習会で引っ張りだこです。今回は、超ご多忙な合間を縫って特別講習会をお引き受けいただきました。

  • プログラミング学習講座の様子

  • プログラミング学習講座の様子


 講習では、(1)社会の変化とAI、(2)小学校プログラミング教育の目的と意義、(3)プログラミング学習の指導例、(4)プログラミング学習を体験しよう、という流れで研修が行われました。iPadにダウンロードしたアプリケーションソフトで、自分たちで組み立てた簡単なロボットをプログラムの指示通りに動かす作業などを通して、物事の段取りや合理的な作業を行うための改善や工夫をする力、仲間と一緒に意見を出し合ってより良い方法を生み出す力を養います。

  • プログラミング学習講座の様子

  • プログラミング学習講座の様子


 学生たちは、経験したことのない新しい学習内容に最初は戸惑っていましたが、小田氏のわかりやすいご説明で教育の目的をよく理解できました。プログラミング学習体験では、講師からiPadとレゴ教材を10セット拝借して3〜4名の10グループに分かれ、楽しみながら内容理解や指導のポイントを体得できたようです。

  • プログラミング学習の様子

  • プログラミング学習の様子


 講習の総仕上げとして、グループ対抗で「自作ロボットの力比べトーナメント大会」が行われ、とても盛り上がりました。優勝チームは、ロボットのバランスや、重量、車軸クランクを工夫したり、モーターの出力プログラムを改善したり、自由に工夫を凝らしていました。もう、これで学生も理解はバッチリです!今後、模擬授業で試すのが楽しみになったことと思います。

  • 自作ロボットの力比べトーナメント大会の様子

  • 自作ロボットの力比べトーナメント大会の様子


  • 自作ロボットの力比べトーナメント大会の様子

  • 自作ロボットの力比べトーナメント大会の様子


 今回参加ができなかった発達支援教育の1〜3年生には、3月に理科担当の専任教員(山本)が講習を行う予定にしています。


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