【言語聴覚学専攻】実習報告会レポート!2018年02月16日
本学言語聴覚学専攻の3年生が初めての臨床実習から戻り、実習で学んだことを報告する実習報告会を開催しました。
1年生と2年生が見守る中、1人4分の持ち時間を使って発表します。実習で担当した患者さんについて、適切に報告するのはもちろんですが、発表を通して、実習をどのように過ごしたかが垣間見られる瞬間です。
この発表に向けて、学生はしっかりと準備をしてきました。レジュメ、スライド、原稿を作成し、教員とアポイントメントを取って指導を受けました。何度も修正し、試行錯誤の末発表に漕ぎ着けています。その甲斐あってか、生き生きと発表し、質問にも自信をもって答える頼もしい姿がみられました。
実習では目の前におられる患者さんが教科書となり、目の前の症状が、大学で学んだ机上の知識としっかりと結びつき、腑に落ちて理解される瞬間を味わいます。机上の学修の何倍ものリアルな知識が身に付く瞬間であり、これらの経験が自信となっていきます。知識や技術の不足を痛感して悔しい思いをすることもありますが、これらのすべての経験が次の目標を見据えた原動力になることと思います。
報告会での4分という発表時間はとても短く、大きな経験となった実習のすべてを語ることはできませんが、実習で得たものの大きさを感じさせる意義深い報告会となりました。