【教育学科】8月11日にオープンキャンパスが開催されました。2018年08月21日
残暑の中、大学オープンキャンパスが開催されました。例年より多くの高校生・保護者が参加され、本学の特色ある教育に耳を傾けられ、学生生活の一端に触れられました。また、「ふれあいランチ」として、高校生・保護者と教員・学生が共に食事会を行いました。
オープニングは記念講堂にて。理事長・学長の挨拶に続いて学生による各学科のプログラム紹介が行われました。教育学科からは子ども教育専攻の1年生西口さんが、講堂を埋め尽くした大勢の来場者に臆することなく、溌剌と学科の紹介をしてくれました。
教育学科の説明会には例年になく大勢の高校生・保護者が訪問されました。はじめに、林教育学部長から、保育者・教育者として理論と実践をつなぐ指導力を育成することをめざしていることが話されました。
続いて西川講師が、教育学科の子ども教育専攻・発達支援教育専攻は「発達障害について深く学べる」カリキュラム、授業科目、教授スタッフを構成しているとの説明がなされました。
そして、学生トークでは、発達支援教育専攻3年生の泉さんが「学校インターンシップ活動」について自らの経験を紹介し、子ども教育専攻2年生の出井さんが「高校生の大学選び」について、「発達障害を学べる」ことが進路選択の手がかりになったことを話してくれました。二人ともしっかり具体的に話されていたので、参加者は聞き入っていました。
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発達支援教育専攻3年生の泉さん
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子ども教育専攻2年生の出井さん
模擬授業は、高塚教授による「体験 ピアノ!」で、ミュージック・ラボ教室(ML教室)で行われました。ピアノの構造、特徴を説明した後、特殊奏法の「トーンクラスター」と「グリッサンド」を実際に弾いていただきました。「トーンクラスター」では動物の歩く音の表現、「グリッサンド」では流れ星の表現を、ペダルも使っての演奏でした。はじめての演奏でしたが、後半には楽しそうに行われていました。そして、皆さんに涼しい気分をお届けしたいと、高塚教授がサンサーンス作曲『動物の謝肉祭』から「水族館」をピアノ独奏されました。
その後、子ども教育専攻と発達支援教育専攻に分かれて、授業、実習、進路について紹介がなされました。
「ふれあいランチ」では、教育学科を訪問された高校生・保護者と教員・学生スタッフが一堂に会してサンドイッチを楽しみました。いつもの学生食堂でのランチとは違って、おしゃべりできました。
午後は個別相談、学生スタッフとのフリートークが平行して行われました。高校生の多くが学生スタッフと学生生活や実習について話をされていました。学生スタッフも笑顔で高校生にお話ししてくれました。
大学の特色である専門家教育の一端を体験できる職業体験フェスタは本館ロビーで行われ、教育学科のブースでは幼稚園や小学校の図工科で行われるマーブリング遊びを体験し、この技法を使ってウチワを製作してもらうという試みを行いました。
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職業体験フェスタ
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こうして、教育学科の具体的な姿を感じれれる1日となりました。蒸し暑い1日でしたが、充実したオープンキャンパスとなりました。本学にご来場いただいた高校生・保護者のみなさまに改めてお礼申し上げます。
次回は8月26日(日)の開催となります。皆さまのご来場をお待ちしております。