【健康科学科】7月15日にオープンキャンパスが開催されました。2018年07月23日
7月15日(日)は猛暑でしたが、大勢の高校生やその保護者が本学のオープン・キャンパスに集まってくださいました。健康科学科は、大学3号館4階の養護・看護実習室で学科の説明を行いました。
最初に、木村貴彦教授が健康科学科の学科紹介をしました。健康科学科の進路状況をはじめ、学科の特色を説明しました。メモを取りながら聞いている高校生・保護者も見受けられました。
次に、本学科の専任教員によるミニ講義を実施しました。ミニ講義のテーマは、大川尚子教授の「養護教諭として災害支援について考えてみよう」でした。東日本大震災で支援活動に従事した宮城県の小学校の養護教諭の先生にインタビューしたことに基づき、学生が何を感じ、何を学んだのかを報告しました。災害支援において、養護教諭として「何ができるか」、「何をしなければならないのか」を高校生とともに考えました。学校教職員の健康調査では、教職員の体も心も疲れていることが分かりました。災害支援のあり方について、参加した高校生やその保護者に理解を深めていただきました。
卒業生の話「特別支援学校で活躍する先輩の話を聞こう」のコーナーでは、本学科の卒業生が現在働いている特別支援学校での仕事の様子について話してくれました。卒業生は生徒の笑顔を励みにして、生徒の個別課題や授業づくりに取り組んでいます。
卒業生からは、次のようなメッセージがありました。
「私は、この大学に入学したからこそたくさんの経験ができ、特別支援学校教諭になれたと思っています。働き始めて大変な毎日ですが、改めて大学で学んだことや経験してきたことが活かされているなと思います。私は学生時代にインターシップや災害支援、教育実習、小学校や特別支援学校でのボランティア、手話部での活動など様々な経験をしました。子ども達の変化にいちはやく気づくことができる教師を目指して観察力を大切にしています。
教師という仕事は、子ども達の命を預かるという責任感のある仕事です。そして、とてもやりがいのある仕事です。子ども達の成長は私の成長でもあり、笑顔を見ると嬉しくなります。教師になりたい!という気持ちを忘れずに、学生時代にたくさんの経験をしてください。応援しています!」
(2018年3月卒業・特別支援学校で勤務。)
午前と午後の2回にわたり、在学生の話を聞きました。在学生の出身地、ボランティアとして学童保育をしていることやサークル活動での体験談などの説明がありました。
また、「ミニ保健室体験」では、スタンプラリーを実施しました。高校生やその保護者は楽しそうに参加していました。保健室で実際に使われている器具等を体験することで、保健室についての理解が進んだと思われます。また、「ミニ保健室体験」をしながら、個別に本学の教員や在学生に質問していた高校生やその保護者もいました。
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<ミニ保健室体験-三角巾・包帯法>
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<ミニ保健室体験-トルソ模型>
次回は7月28日(土)と29日(日)に開催します。ぜひ、来学してください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。