教職実践演習の授業では、教職課程の履修における、教師養成諸科目の学びの集体制として、演習形式で、養護教諭としての使命と在り方を踏まえた、実践的教育力の育成を図ることを目的とし、学校保健活動の担い手としての養護教諭の役割、養護教諭の専門性について学ぶ内容になっています。
　その授業に大阪府立高等学校の養護教諭の先生方６名がゲストティチャーとして参加してくださいました。学生をグループに分け、「高等学校の養護教諭の職務について」学生からの質問に答えていただくというワークをしました。
　参加した学生からは、「どんな時でも最悪の事態を考えて動くというお話を伺い、命を預かる仕事である養護教諭の厳しさを知ることができました。」「保健室という場は、生徒をほっとさせるだけではなく、社会に出て生きる力をつける手助けをすることが大切だと学びました。」「高等学校の養護教諭の職務について深く勉強できました。４月より働くうえでの心構えや今から準備をすることのイメージをより具体的に持つことができました。」などの感想がありました。