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HIVサポートリーダー養成研修に参加しました!2017年11月05日

厚生労働省エイズ対策政策研究事業、「HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究」の分担研究「介護保険施設のHIVケアと学校基盤のHIV予防における拡大戦略の研究」の研究班のHIVサポートリーダー養成研修に参加してきました。
この研修会は、看護師、保健師、助産師、養護教諭やそれを目指す学生が参加して、セクシュアリティ、HIV感染症について広く学び、HIV陽性者への初期対応、高校生へのHIV予防出前講義に必要な態度・知識・技術を得ることを目的に開催されています。今回は「近畿・大阪のHIV感染の現状」や「HIVの最新治療」、「若者へのHIV/AIDS予防教育」、「性の多様性・思春期のセクシュアリティ」などについて深く学ぶことができました。
研修会の様子や参加した学生の声をご覧ください。


今回、養護教諭・看護師・保健師の方々と一緒にHIVサポートリーダー養成研修に参加させていただき、HIVやエイズの現状や、学校では学べない部分も学ぶ事ができたとても充実した研修でした。私は、児童生徒に教えられるようにという思いで参加しましたが、それだけではなく自分自身のためにもなったので、今回この研修に参加できてよかったです。

HIV陽性者、LGBTの当事者などから生の声をお聞きした。人それぞれの気持ちや思いを受け止め、友達、家族、後輩、子どもたちなどにわかりやすく伝え続ける大切さを学んだ。医療現場は進化していくため、常に最新情報を学び続けていく必要がある。学校現場では養護教諭としての専門知識を生かした保健指導を行ったり、心身の悩みを抱える子どもたちの健康相談を行ったり、より専門的な予防啓発のために看護師、保健師などの繋ぎ役になったりする。ただ怖い病気だと教え込むのではなく、子どもたち自身で自分を守る、相手を守るための行動選択について考える機会を与える性教育ができるようになりたい。

私はHIVサポートリーダー養成研修を通して、HIV感染の現状、治療法、予防教育など様々な視点から学ぶことができました。
特に印象に残っている内容は、海外で行われているHIVの予防教育です。HIV感染の仕組みを目で見て理解できるように、水の交換を行うワークショップをしました。感染経路や数字だけでは伝わりにくいですが、実際に体験することで感染の怖さを学ぶことができると感じました。
これからは、学んできた内容を友人や学校現場でも伝えていきたいと思います。



2日間の研修の学びをクレパスで画用紙に表現しました。


「性」という言葉から思いつくことを紙粘土で表現しました。


HIV感染の仕組みを目で見て理解できるような「水の交換ワークショップ」を体験しました。


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