男性養護教諭研修会で本学の卒業生が報告しました!2017年08月29日
全国で勤務する養護教諭・助教諭約4万人のうち、男性養護教諭はわずか65人(平成28年文科省)です。本学の卒業生も大阪府3人、滋賀県1人、京都市1人、男性養護教諭として勤務しています。8月5日に兵庫県加古川市で、第8回男性養護教諭研修会がありました。この研修会で本学卒業生が報告し毎日新聞に掲載されました。
私が養護教諭として働き始めたのは去年からです。経験が浅い私ですが、これから養護教諭を目指す方たちの道しるべになることができればいいなという思いでこの度発表の機会をいただきました。
私は、男性養護教諭友の会を通して、自分以外の男性で養護教諭を目指す方たちと出会うことができました。そのおかげで一人で頑張るのではなく、色々な方たちの力を借りることができたことで、京都市で初の男性養護教諭として子どもたちと向き合うことができているのだと感じています。
男性、女性それぞれの良さと言うものは存在していると思います。しかし、性別という枠組みより、人間性が養護教諭にとって何よりも重要になるのだと思います。性別の良さ、自分らしさの両方を活かし、補いながら、子どもたちと接することができる今に大変満足しています。
これから、パイオニアとして京都市で働いて行くことになります。プレッシャーもありますし、責任も感じます。ですが、何よりも養護教諭の新しい可能性を見出していける、そんな立場にいることに心満たされる思いでもあります。
そのためにも、養護教諭として高めていけるよう、頑張っていきたいと思います。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。 (10期生)