【作業療法学専攻】臨床実習の代替プログラムにて感染予防策の手洗いチェックを実施しました!2021年01月07日
作業療法学専攻では、本年度から1年生を対象に5日間の臨床実習(見学実習前期)を実施する予定でしたが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、臨床実習は中止となりました。
そこで本学においては、学内や附属施設での代替プログラムに切り替え、臨床実習に近い形で指導ができるよう環境を整えています。
その一環として、今回は感染予防策の手洗いチェックを実施しました。臨床の現場では感染予防対策として、標準予防策(スタンダードプリコーション)は当然のように浸透していますが、1年生の学生にとっては、まだまだ意識できていないところがあります。
手洗いチェックは専用のローションを塗ってから、普段通りの手洗いを行い、その後、専用のライトに照らすと洗い残した部分が光ります。普段、何気なく行っている手洗いにおいて、どこに洗い残しがあるのかが一目でわかります。実施した学生においては、自分の洗い残しに対して落胆し、その後の手洗いにてより丁寧に洗う姿がみられました。
-
チェック姿
-
手洗い姿
現在の状況においてはどの場面でも手指衛生は必要不可欠となっています。臨床実習は予定通りできませんでしたが、医療者を目指す学生にとって、感染予防の視点が再認識でき、有意義なプログラムとなりました。