Department of Rehabilitation Sciences
Division of Speech-Language-Hearing Therapy

保健医療学部
リハビリテーション学科
言語聴覚学専攻

話す、聞く、食べるを援助する、
医療のプロフェッショナルをめざす。

幅広い視野、深い知識、柔軟な対応力で、“話す・聞く・食べる”機能を援助。チームの一員として多様なケースに挑む、プロフェッショナルを育てます。

めざせる職業

#総合病院・リハビリテーション専門病院(言語聴覚士) #福祉施設・小児医療センター(言語聴覚士)など

TOPICS

POINT

言語聴覚学専攻が選ばれる理由

Point.  1 言語聴覚士は今後ますます需要が高まる医療専門職です

言語聴覚士は、必要な検査を行い、コミュニケーション能力や摂食・嚥下能力を維持・回復するための訓練やアドバイスを行う国家資格を必要とする医療専門職です。現在、言語聴覚士は日本全国で約3万5千人しかおらず、今後ますます需要が高まる医療専門職です。(理学療法士は約20万人、作業療法士は約11万人)

Point.  2 2023年3月卒業生就職決定率100%!(6月1日現在)

福科大では、国家資格をもったキャリアコンサルタントが在籍しており、入学直後からさまざまなサポートを展開し、一人ひとりが納得できる進路に進めるよう手助けしています。専門性を就職に活かせるように学科別の担当者を配置したり、学科別就職ガイダンスも実施しています!言語聴覚学専攻の2023年3月卒業生就職決定率は89.5%→100%でした!(6月1日現在)本専攻は国家試験合格率が全国トップクラスの専門学校が前身です。数多くの卒業生を輩出してきた実績と医療福祉業界との太いネットワークにより、就職も安心です。

Point.  3 国家試験に向けた万全のフォロー体制

普段の授業から国家試験対策を意識した内容で、系統立ててステップアップしながら試験に対応できる力を身につけます。教員陣の一丸となったバックアップ体制により、学生ののびしろをさらに伸ばし、国家試験の突破をめざします。また、国家試験不合格者に対しての支援も実施しており、卒業後も合格をめざしてフォローしています。

Point.  4 関西エリアを中心に臨床実習先を確保
学生の負担を可能な限り減らします

リハビリテーション学科では、学びに欠かせない病院での臨床実習のために、実習先の確保に力を注いでいます。以前に本学園で開校していた関西医療技術専門学校時代から培ってきた多くの病院とのネットワークを受け継ぎ、大阪・奈良・兵庫を中心に特定研修施設をはじめ、多数の学外実習先を確保しています。可能な限り学生が下宿先や実家から通えるように配慮し、生活環境を変えず実習に臨めるように努めています。

MOVIE

言語聴覚学専攻の紹介ムービー

EDUCATION

言語聴覚学専攻の
学びのポイント

広い領域を横断する学びで、言語聴覚学の専門知識を養います

言語聴覚士の現場では、医療や福祉に関するさまざまな専門家とチーム医療に取り組みます。その点、医療・福祉・心理に特化した本学は、より幅広い視野を養い、他職種への理解を深められる非常に有意義な環境です。

言語聴覚士をめざし、実践的な知識・技能を徹底的に学びます

言語聴覚士をめざすうえで、まず自らの運動・思考・判断のプロセスの理解・分析が重要であり、それを症例理解や訓練に活用します。失語症の方々をお招きして行う対話会やグループ学習、プレゼンテーションなど、実践力を重視したカリキュラムとなっています。

4つの専門領域

4つの専門領域は、実は互いに深いつながりがあります。たとえば、意思疎通が困難な患者さまの場合、失語症などの「言葉の問題」だけではなく、記憶障がいなどの高次脳機能障害、聞こえの障がい、声や発音の障がいなど、いくつかの問題が複雑に関与していることがあります。4つの専門領域を深く学ぶことはもちろん、それらを総合的に結びつける学びによって、真に効果的な援助・支援の実践力を身につけます。

医療人として必要なスキルをしっかりと身につける「専攻活動・基礎セミナー」

言語聴覚学専攻では「専攻活動」という時間を設けています。専攻活動は各学年のアカデミック・アドバイザー(AA)教員が担当し、連絡事項のアナウンスや、医療職としての礼節・マナー、学生間の交流、グループ学習を行っています。グループ学習では、基礎学力の向上と学習習慣の定着、重要事項の確認や教え合い、検査の実技練習などの機会を設けています。また、医療人としての学びの基礎づくりに「基礎セミナー」があります。この講義ではレポート作成やディスカッション、ディベート、プレゼンテーションのスキル向上を目的とし、医療人・対人援助職として必要な科学的思考、批判的思考、協調性などを醸成します。「よいセラピストになるための大学生活のあり方」をテーマにディスカッションを行い、グループごとに発表する課題では、「うまく伝える」ための工夫を重ねながら、他者に伝えることの難しさや面白さも体感します。

まずは、資料請求・
オープンキャンパスに参加しよう!

Webでは伝わらない福科大の魅力を、
「大学案内」や「オープンキャンパス」で、
たくさん知ってください!

VOICE

在学生の声

言語聴覚学専攻 2年

相見 颯乃(あいみ そうの)

福科大を知ったきっかけ、入学した理由を教えてください。
オープンキャンパスに参加した際、先輩方がとてもしっかりと対応しておられて、高校生の私はそのかっこいい姿に憧れました。この大学に入って、私もあのようになりたい、成長したい、と思い入学しました。また、カリキュラムが充実していて、学びのペースも私に合っていると感じました。
現在、どのようなことを学んでいますか?
成人の授業で、様々な障害や症状について学んでいます。また臨床現場と同じような環境・機材を用いて検査の練習なども行ったりしています。授業では検査者役だけでなく、患者さん役も学生が行うことで、視点や気持ちにも意識を向けながら検査練習をすすめることの大切さを教わり、とても良い気づきになりました。
将来の「夢」は?
言語聴覚士になって1人でも多くの人の笑顔を増やしていきたいです。また、たくさんありがとうを言って貰えるような社会人を目指します。
どんなサークルやアルバイトをしていますか?
スポーツセンターで事務のアルバイトをしています。電話を受けたり、受付でさまざまな年代の利用者様とお話しをしたりする機会があり、接し方や声掛けの仕方の勉強にもなっています。対人マナーも含めて、この経験は、将来、患者様と関わる際に活かせると考えています。
最後に高校生へアドバイスをお願いします
国家資格を目指すことは決して簡単な道ではないし、挫折しそうになることもあるかもしれません。それでもこの学生生活を通して、今までにないくらいの自信を身につけることや、将来の夢へ近づくことができます。言語聴覚士になりたいと思っている方はともに頑張りましょう!

言語聴覚学専攻 2年

中田 結和(なかた けいな)

福科大を知ったきっかけ、入学した理由を教えてください。
高校生の時に障害を持った子どもたちにダンスを教える活動をしていました。純粋にダンスを楽しんでいる姿に元気をもらい、話したいことを一生懸命私に伝えようとしてくれている姿に胸を打たれました。
そして進みたい進路で迷っている時に言語聴覚士という職業を知りました。「食べる・話す・聴くのお手伝いができるってなんて素敵な職業なんだ」と思ったのがきっかけです。
本学のパンフレットで実習後に実習内容のプレゼンを行う、というカリキュラムを見つけました。入学したら「自分の考えを発信することが苦手で恥ずかしい」という自分を変える事ができるのではないかと興味を持ちました。その後オープンキャンパスに参加し、エネルギッシュで笑顔が絶えない先輩方の姿を見てこの大学を選びました。
現在、どのようなことを学んでいますか?
座学はもちろん、検査の練習や体験を通した学びを行っています。座学は退屈だというイメージがありましたが、先生方が実際の現場の様子や動画などを活用し、たまにジョークを交えながらおもしろい講義をしてくださるため、もっと知りたいと自然と集中できます。また、学生同士でゼリーを食べさせあい、患者さん側と検査者側の両方の視点から難しさを話し合うなど、実際に動いて体感できる学びも多いです。
小児分野のなかには、先生が実際の小児の反応を演じてくださり、こちらの言うことを聞いてくれないこどもへの声掛けや対応も含めて、学生が検査や評価を担当する授業があります。
この専攻では、基本的な手技に加えて、実践的な部分についても学び、考えることができる授業やその機会が豊富だと感じています。
将来の「夢」は?
私は優しさを使い分けることができる言語聴覚士になりたいです。
以前、「不安な気持ちから検査にとても消極的」という設定の患者さん役に対して、ただただ寄り添う形で検査を進めてしまいました。消極的な方のなかには言語聴覚士の適切なリードで前向きに取り組むことができるようになる方もいることを学び、優しいだけでは言語聴覚士は務まらないと感じました。
優しさとはその方の心に寄り添うだけでなく、患者さんの持っている能力や気持ちを引き出す材料でもあります。普段の優しさと、検査の優しさの使い分けができる素敵な言語聴覚士になりたいです。
どんなサークルやアルバイトをしていますか?
アルバイト
レジでの接客を通して、目上の方に対する敬語や丁寧な接し方をはじめ、耳が聞こえにくい方にはゆっくりはっきりと話す、外国の方にはジェスチャーを使う、などの「伝え方の工夫」を学びました。言語聴覚士や社会人になった時に役立つ知識を吸収しながら、日々頑張っています。

サークル
サークルはダンスサークルに入っています。コロナウイルスの影響で活動が積極的にできていませんが学年や出身地がバラバラな方とダンスを通じて繋がることができたこと、いろんなジャンルが学べることが凄く嬉しいです。

アルバイトやサークルを通して繋がった先輩や同級生と学内ですれ違った時に会話できるのも楽しみの一つです。
最後に高校生へアドバイスをお願いします
少しでも興味を持った分野は、後回しにせずどんどん調べてみてください。後からやろうは絶対やらない!今やりたい事にどんどん挑戦して自分の可能性を広げる土台を作ってください。

まずは、資料請求・
オープンキャンパスに参加しよう!

Webでは伝わらない福科大の魅力を、
「大学案内」や「オープンキャンパス」で、
たくさん知ってください!

DATA

学科DATAまとめ

人数

教員数

010

学生数

129

学生男女比

男性

25.6
%

女性

74.4
%

卒業後の進路

  • 総合病院
  • リハビリテーション専門病院
  • 老人保健・福祉施設
  • 訪問リハビリステーション
  • 障害者福祉センター
  • 小児医療センター
  • 児童発達支援センター
  • 進学(大学院) など

取得可能な資格

  • 言語聴覚士(国家試験受験資格)

さらに!言語聴覚学専攻をCheck!

- KANSAI UNIVERSITY OF WELFARE SCIENCES -
(学校法人 玉手山学園)

〒582-0026 大阪府柏原市旭ケ丘3丁目11-1

072-978-0676

(入試広報部直通)