21世紀は多様性の時代だと言われています。実際、学校現場でも外国籍や日本語を母語としない子どもや保護者の数が増えています。
　こうした状況に対応するために、健康科学科で新しく導入したのが「多様性の理解」（2年次）という科目です。この授業では、「やさしい日本語」や「ベトナム語」、「性の多様性やジェンダー」などについて学び、グループワークをしています。「英語」については、Deep L翻訳など最先端技術も利用しながら、小学校高学年向けの健康教育のポスターをグループで作りました。単に英語の知識を増やすだけではなく、学校現場で英語を使うこともあるという想定で、健康に関する英語の標語や説明文をみんなで考えました。どのように表現すれば子ども達に伝わるかなど、学生はいろいろ工夫しながら、楽しそうにポスターを作成してくれました。
　一部、英語表現に未熟なところやスペルミスなどもありますが、実践的な学びにつながったと思います。