【地域連携センター】令和5年度 避難所運営演習を実施しました2023年10月31日
令和5年10月27日（金）玉手山学園 総合体育館Do夢（大阪府柏原市旭ヶ丘3丁目）にて、令和5年度避難所運営演習を実施しました。
当日は、柏原市職員、玉手中学校教職員・生徒、関西福祉科学大学をはじめとする玉手山学園の教職員・学生・生徒 約300人が参加し、演習を通して避難所運営で発生する諸問題を共有し、参加者の防災意識の高揚と災害対応能力の向上のために演習を行いました。
グループ別演習では、3つのグループに分かれて3つの演習（①簡易ベッドおよび避難所テント設営演習、②避難所○×クイズ、③AEDの取扱いについて）をそれぞれ体験していただきました。
その後、全体座学では、「地震発生！その時何が起こる？」というテーマで、柏原市危機管理課の曽我部様から、実際の阪神淡路大震災や東日本大震災の動画を見ながら、地震発生後にどのような事態が発生したのか。その時に起こった状況についてご講演をいただきました。
参加された玉手中学校の生徒さんからは「こんなに大きな体育館で本格的な演習に参加したのは初めてです。防災に向けて自分に何ができるか考えるきっかけになりました」「大学と短大の学生さんからAEDについて指導していただきました。私も将来あんなカッコイイ大学生になりたいと思いました」という感想をいただきました。
災害はいつやってくるのか分からず、常に準備しておく必要があることから、玉手山学園総合体育館「Do夢」は、大地震や洪水を対象とした柏原市における避難所として指定されています。
大規模な災害になりますと、災害対応には多くの人手が必要となります。“まさか”の時に備えて災害時の心構えや避難所が開設された時の注意点など避難所運営演習を通して学びました。
行政だけで避難所の開設・運営の全てを引き受けることは難しく、私たち学園の構成員や地域住民の方も一体となって運営することを目的に、令和元年度から避難所運営演習を毎年、実施しています。
