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言語聴覚士
- 言語聴覚士になるには
- 勉強しておいた方がよいこと

言語聴覚士になることを決めている高校生の方は、高校卒業するまでの間にどんな勉強をしておいたほうが良いのか?
将来、言語聴覚士になるために今から準備できることは何なのか?知りたい方は、多いのではないでしょうか。
今回は、高校生のみなさんに「言語聴覚士になるために勉強しておきたい内容」についてお伝えできればと思います。
目次
言語聴覚士になるために、必要な知識について知ろう!
言語聴覚療法とは
この言語聴覚療法を行う「言語聴覚士になるためにはどんなことが必要なのか」についてみていきましょう。
言語聴覚士になるために必要なこと、それは……
- 体の構造・機能の知識
- コミュニケーション力
なぜ、体の構造・機能の知識やコミュニケーション力が必要なのか?
また、食べたり、飲み込んだり(摂食・嚥下)することへの問題にも専門的に対応します。
ことばによるコミュニケーションには、言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。
言語聴覚士は問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために、検査や評価を実施したり、必要に応じて訓練、指導、助言などを行ったりしますが、その際に”体の構造・機能の知識”が必要になってきます。
また、言語障害で上手く話せない・話が理解できない・文字が読めないなどのことばによるコミュニケーションの問題を支援するためには「相手の伝えたいこと」を理解したり「相手に伝える力」、つまり”コミュニケーション力”が大事になってきます。
医療・福祉の現場では、医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療専門職、ケースワーカー・介護福祉士・介護支援専門員などの保健・福祉専門職などと連携し、チームの一員として働きます。
将来、医療専門職や保健・福祉専門職の方とチームで連携して働くためにも”体の構造・機能の知識”や”コミュニケーション力”が必要であるということがわかると思います。
言語聴覚士になるために、高校生が準備(勉強)しておきたいこと
言語聴覚士になるために必要なことに照らし合わせてみていきましょう。まずは、”体の構造・機能の知識”から。
体の構造・機能を知るために「生物」に興味を持って勉強しよう
その学びは、言語聴覚士になるために必要な”体の構造・機能の知識”の基礎知識になってきます。
言語聴覚士の養成校に入学してからは、基礎医学として、解剖学、生理学、病理学などを学ぶ授業があります。
▶参考:関西福祉科学大学 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻カリキュラム
高校の「生物」の授業内容をしっかり勉強しておくことは、言語聴覚士になるために必要な、”体の構造・機能の知識”につながっていきます。
医療職に興味がある、言語聴覚士を目指すことを決めている高校生は将来を見据えて、しっかり「生物」の勉強をしましょう。
コミュニケーション力の基礎になる読解力をつけるため「国語」を勉強しよう
特に、”話すこと・聞くこと”の学びについては、言語聴覚士になるために必要な”コミュニケーション力”の基礎になってくるので、「国語総合」「国語表現」や「現代文」科目の授業はしっかり勉強しておきたい内容です。
国語の授業は、「読み、思考し、表現する能力を高めること」が目標になっていますので、”コミュニケーション力”に繋がるようしっかり学んでいきましょう。
養成校に入学するための勉強(入試)について
入試に向けての勉強について
大学、専門学校など各養成校で入試、選抜方法に違いはありますが、英語、国語、生物を中心にしっかり勉強すると良いと思います。
英語は、選択科目の必須になっていることが多いのと、養成校に入ってからも外国語の授業を受講する可能性があるためです。
国語、生物の重要性は、上で述べた通り言語聴覚士になるために必要な勉強です。養成校に入ってからも勉強する内容の基礎になるのでしっかり勉強していきましょう。
▶参考:関西福祉科学大学 入試情報
実際に言語聴覚士から、いろいろ聞いて知ろう
- 高校を卒業するまでに、やっておいたほうが良いこと
- 養成校の入試対策のこと
- 言語聴覚士の養成校に入ってから、どんな授業があるのか
- 学校選びのポイント
- 国家試験の勉強について
- 言語聴覚士になってからのこと
実際に、オープンキャンパスや相談会に参加して、高校を卒業するまでに頑張っておくべきことや、言語聴覚士になるまで、そして言語聴覚士になってからのイメージを膨らませましょう!
▶参考:関西福祉科学大学のオープンキャンパス
この記事を書いた人

所属:入試広報部
ひつじ4号
医療系の「お仕事」の魅力をお伝えします!