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私が言語聴覚士をめざした理由「なぜ言語聴覚士になりたいのか?」
  • 2023.02.16

 言語聴覚士に興味がある高校生のみなさんは、言語聴覚士をめざして進学した先輩や言語聴覚士として働いている方の「言語聴覚士をめざすきっかけ」や「言語聴覚士をめざした理由」に興味があるのではないでしょうか。

 高校生のみなさんが、言語聴覚士に興味を持ったきっかけは何だったでしょうか?

 今回は、みなさんより先に言語聴覚士をめざしている先輩方が「なぜ言語聴覚士になりたいと思ったのか」について詳しくご紹介していきます。

目次

言語聴覚士をめざした理由とは

 言語聴覚士をめざしている先輩や、言語聴覚士として活躍している方の動機や理由は、どのような内容なのでしょうか。

人の役に立てる仕事をしたかった

 話す・聞く・食べる(安全に飲み込む)といった人生の喜びや楽しみにつながる機能のリハビリを通して、患者さんやそのご家族の役に立てる、笑顔を取り戻すサポートができる医療専門職だと思ったから言語聴覚士をめざしたという方は多いです。
 
 実際に臨床現場で活躍中の言語聴覚士の方々からは、患者さんの社会復帰に向けてリハビリを行い、改善がみられたときにこの仕事のやりがいを実感する、という声が多く聞かれます。

家族や身近な親せきが、言語聴覚士にお世話になった

 自分の家族や身近な人が「言語障害」や「嚥下障害」になった時に言語聴覚士によるリハビリに立ちあう機会があり、自分も将来「言語聴覚士」になって同じ様に他者に役立つ存在になりたいと思った方も多数おられます。

長く言語聴覚士として働くことができる

 将来の自身の生活環境やライフスタイルが変わっても、その環境に合わせて働いていくことができることも、言語聴覚士をめざす理由のひとつとして挙げられています。
 
 言語聴覚士は、医療機関・介護施設・児童施設などで働く方が多いですが、多くの職場が日勤業務で残業が少なく、夜勤のない働き方ができることから、子育てと両立して働いていける場合が多いといえるでしょう。
 
 実際に現役の言語聴覚士の先輩の中でも、出産後に休職もしくは退職を経て、現場に復帰した方も多いです。
 ▶参考記事:言語聴覚士の1日のスケジュールはどうなってる?
 
  また、理学療法士や作業療法士比べて言語聴覚士の数はまだまだ少ない状況です。
 そのため、「リハビリの現場や福祉施設などで言語聴覚士が必要とされていることを知り、自分もめざしたい」と感じた人もいます。
 ▶参考記事:言語聴覚士の将来性が知りたい!どうなる?

身近に医療職の方がいる、話すことが好き

 お母さんが看護師で、以前から看護の仕事に興味があり、関連する医療系職種についていろいろと調べているうちに言語聴覚士を知った方、もともと人と話したり、コミュニケーションをとったりすることが好きで、そのような自身の強みを活かせる医療系の仕事につきたいと調べていく中で言語聴覚士について興味を持った方、また、保育士をめざしている中で言語聴覚士を知り、小児分野のコミュニケーションに重点をおいた言語聴覚士になりたいと考えた方など、言語聴覚士をめざすきっかけや理由は多様です。
 ▶参考記事:看護師か言語聴覚士で迷っている方へ「どんな違いがあるの?」

言語聴覚士をめざす先輩の声

 このように、言語聴覚士を知るきっかけやめざす理由は様々ですが、人の役に立ちたいという想いが、言語聴覚士をめざすきっかけになっている点は共通していると思います。
 
 言語聴覚士をめざし、養成校に進学して頑張っている先輩の声もぜひ参考にしてみてください。
 
 関西福祉科学大学 保健医療学部
 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻「在学生のメッセージ
 

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