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管理栄養士の将来性は?仕事はあるの?需要は今後、高まる!?
  • 2022.09.30

 管理栄養士を目指している・興味がある高校生のみなさんの中には、管理栄養士の資格を取得しても将来的に管理栄養士の仕事はAI(人工知能)やロボットに奪われてしまうのではないかといった不安をお持ちの方がいるのではないでしょうか。

 管理栄養士の仕事が今後どうなっていくのか?将来性や展望を見ていきたいと思います。

目次

管理栄養士に将来性はある!?

管理栄養士の現状、今後の需要について

 日本では、以前よりも高齢化が進み、食生活の変化などが原因で生活習慣病になる人が増えています。病院や高齢者施設をはじめ、民間企業、保育園や保健センターなどで指導ができる、正しい食や栄養の知識を持った管理栄養士の需要が高まっています。

 また、上記の場所に加えて、在宅訪問での栄養指導や、スポーツ施設などでの生活習慣病予防のための指導などでも管理栄養士が求められる機会が増えてきており、今後も多岐にわたる活躍ができると考えられます。

管理栄養士の将来性がある理由

活躍できる場所の広がり

 管理栄養士として活躍できる場の一つである「病院勤務」の場合も、従来の病院食ではなく、栄養バランスや美味しさを追求した食事が求められる傾向が高まっています。患者さんにとって、病院食が病院を選ぶ重要なポイントになってきていることから、管理栄養士が担う役割は大きくなっているといえます。

 また、健康志向の高まりから、食事内容やサプリメントなどへの注目度も高まっています。

 食の専門家である管理栄養士の知識を生かして、食品会社や研究機関で働くなど、仕事の幅は今後ますます広がっていくでしょう。

コンピューター(AI)に代替されにくい仕事

 昨今、AI(人工知能)の発達によって多くの人間の仕事はなくなるといった情報や、AIが発達しても「なくならない仕事」などの情報も頻繁に目にするようになりました。
 オックスフォード大学の研究によると、栄養士の仕事は「コンピューター化されにくい職種ベスト20」に入っておりAIが発達してもなくならない仕事であると言われています。

 また、以下のような参考になるレポートがあります。
 ▶【講演レポート #05】AI時代の到来、現場に求められる"共感力"とは?

 ~以下、講演レポートの抜粋~
 AIは栄養バランスが整った献立を何通りも学習して、完璧な献立を作成することができるようになるものの、「今日はちょっと栄養バランスを崩してでも、いつもと違うメニューを出してあげたい」というような、食べる相手の気持ちに寄り添った献立を作成することは、現段階のAIには不可能であると説明しました。

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