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言語聴覚士
- 言語聴覚士になるには
- 国家資格

看護師などの医療系の仕事に興味をもったことがきっかけで言語聴覚士を知った高校生の方や、ご家族が言語聴覚士にお世話になった経験から言語聴覚士を目指したいと考えている高校生の方は、言語聴覚士になるにはどうすれば良いのか詳しく知りたいのではないでしょうか。
今回は、そんな高校生のみなさんに向けて、言語聴覚士になるための方法や、必要な資格、どのように学校を選べばよいかなどの情報を詳しくお伝えしていきたいと思います。
言語聴覚士になるための基礎的な情報を知ることで、みなさんの進路選択の参考になればと思います。
目次
言語聴覚士になるには~必要な資格~
国家資格とは
言語聴覚士の場合は、「言語聴覚士法」という法律にもとづき、厚生労働大臣が免許を与えます。
言語聴覚士の国家資格は、いつごろからある資格なのでしょうか。
1997年12月に「言語聴覚士法」が制定され、言語聴覚士の国家資格ができました。その後、1999年3月に第1回国家試験が実施され、約4,000名が言語聴覚士になりました。
国家試験とは
言語聴覚士の国家試験の合格率はどのくらい?
- 受験者数:12,571名
- 合格者数:8,794名
直近5年間の合格率は、平均69.9%です。
言語聴覚士の国家資格保有者はどのくらいいるの?
▶出典:日本言語聴覚士協会_会員動向
同じリハビリ職の理学療法士や作業療法士と比べて見てみましょう。
- 言語聴覚士:41,657人
- 理学療法士:213,735人
- 作業療法士:113,649人
国家資格ができてからの年数の違いや受験者数の違いがあるため、言語聴覚士は理学療法士や作業療法士に比べて有資格者が少ないです。
- 理学療法士の国家資格ができた年:1965年~
- 作業療法士の国家資格ができた年:1966年~
- 言語聴覚士の国家資格ができた年:1997年~
また、言語聴覚士の中には小児を対象として活躍している方がいますが、まだまだ言語聴覚士が足りていないといわれています。
今後は、超高齢化社会になっていくことでより必要性が高まっていく注目の職種といえます。
▶参考記事:言語聴覚士の将来性が知りたい!どうなる?
この記事を書いた人

所属:入試広報部
ひつじ4号
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