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作業療法士
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最近、医療系の仕事に興味をもって作業療法士を知った高校生の方や、ご自身、もしくは家族が作業療法士にお世話になった経験から作業療法士を目指したいと考えている高校生の方にとっては、「作業療法士になるには」どうすれば良いのかを詳しく知りたいのではないでしょうか。
今回は、高校生のみなさんに向けて、作業療法士になるための方法や、必要な資格、どのように学校を選べばよいかなどの情報を詳しく見ていきたいと思います。
作業療法士になるための基礎的な情報を知ることで、みなさんの進路選択の参考になればと思います。
目次
作業療法士になるには~必要な国家資格~
国家資格とは
作業療法士の場合は、「理学療法士及び作業療法士法」という法律にもとづき、厚生労働大臣が免許を与えます。
国家試験とは
文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した作業療法士養成課程のある学校養成施設を卒業することで、国家試験の受験資格が得られます。
▶参照:厚生労働省HP
作業療法士の国家試験の合格率はどのくらい?
※2018度~2022年度
受験者数:30,150名
合格者数:23,897名
作業療法士の国家資格保有者はどのくらい?
▶出典:日本作業療法士協会_統計情報
作業療法士と同じリハビリ職で比較されやすい理学療法士の国家試験合格者数(有資格者)は、192,327人となっています。
毎年、約5,000名の作業療法士が誕生し、総合病院やリハビリテーション病院などの医療施設や介護老人保健施設やデイサービス、訪問看護ステーション、児童発達支援センター、地方自治体、特別支援学校など幅広く活躍しています。
今後も、作業療法士の専門性を生かせる下記のような領域で、活躍できる場所が拡大していくと言われています。
- 保健(地域包括支援センターなど)
- 教育(特別支援学校など)
- 職業(就労支援事業施設など)
- 産業(企業など)領域での働きかけや地域共生社会(子どもから高齢者、障害がある人も地域で支え合う社会)へ向けて
この記事を書いた人

所属:入試広報部
ひつじ4号
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