EAP研究所 第13回「こころの健康と経営戦略」フォーラムが開催されました。2018年12月19日
平成30年12月6日(木)、梅田スカイビル(スペース36)において第13回フォーラムが開催されました。
本年度は、メインテーマを「働き方改革の本質 ~時間生産性や付加価値性の高い働き方への転換~」とし、本年6月に働き方関連法案が国会で承認されたところでもあり、国を挙げて働き方改革に取り組む中で、働き方改革の本質を確認し、具体的な進め方について講演ならびに討論を行いました。基調講演では、杜若経営法律事務所の向井先生に、法的な側面から通り一遍、きれいごとではない、働き方改革の国の狙いについてお話しいただきました。その後、産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室の永田先生には、産業保健の立場から働き方の変化の中で必要なアプローチについてクイズを交えながら非常にわかりやすくご説明いただきました。最後に、レンゴー株式会社人事部長 玉置様から、業界のリーディングカンパニーとして業界全体をまとめて長時間労働対策に取り組まれた成果について具体例を交えながらご紹介いただきました。
今回のフォーラムでは、産業医、医師、人事労務担当者、産業保健スタッフ、EAP関係者等、会場満席となる約150名のご参加をいただき、盛況のうちに閉会いたしました。また、同会場(スペース36)にて行われた情報交換会ではグループ対抗のゲームもあり、ご講演いただいた先生方の参加も得て、総勢60名ほどの参加者が和気あいあいと情報交換を行う活気に満ちた場となりました。
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<フォーラムの様子>
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<情報交換会の様子>
<プログラム>
【基調講演】働き方改革 ~企業淘汰の時代へ~
演者:向井 蘭(杜若経営法律事務所 弁護士)
座長:八田 武志(関西福祉科学大学 学長)
【教育講演】働き方改革 ~産業保健からのアプローチ~
演者:永田 智久(産業医科大学産業生態科学研究所 講師)
座長:長見 まき子(関西福祉科学大学 教授/EAP研究所 所長)
【特別講演】働き方改革 ~成果を上げるための取り組み レンゴー株式会社~
演者:玉置 克己(レンゴー株式会社 人事部長)
座長:長見 まき子(関西福祉科学大学 教授/EAP研究所 所長)