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【健康科学科】赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習に健康科学科の学生が参加しました。2018年06月19日

 6月10日に赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習が本学で開催されました。これは玉手山学園の地域連携公認プログラムとして、年に2回実施されているもので、日本赤十字社大阪府支部柏原市地区が主催で、柏原市と本学園が連携して開催されています。

 今年度は、健康科学科の養護教諭を目指す学生50名(1~3年生)が参加しました。受講者は、本学園の学生と柏原市に在住・在勤の方であり、将来、医療、福祉、教育等の専門職として活躍する本学園の学生にとっては、この救急法を学ぶことにより自分自身のことだけでなく、他者を助ける共助の気持ちを持つことができます。

 3日間の講義や実習を中心とした講習で、日常生活における事故防止や手当ての基本、人工呼吸や心臓マッサージの方法、AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を習得します。

参加学生の感想を紹介します

 基本的な怪我の手当ての仕方や、AEDの使い方、心肺蘇生について学びました。中学や高校の時より詳しく学ぶことができ、自分がどれだけスムーズに行動できるのか、臨機応変に対応できるのかが大切になってくると分かりました。今回、習った一次救命処置と応急手当をすることで、1人の命を救うことができるかもしれません。学んだことは日々、しっかり練習しながら身につけたいと思います。もし何かあった時、自ら進んで行動し、人の役に立つことができるようになりたいと強く思いました。

 救急法基礎講習を受けて、心肺蘇生・AEDを用いた一次救命処置に対して、ふんわりとした知識しか知らなかったと思いました。例えば、胸骨圧迫をする際の、手の位置を間違えると肝臓などの内臓損傷の恐れがあることを知りました。そして、人工呼吸の時に、2回目の息を吹き込む前に、傷病者の鼻をつまんだ手を離す必要があることなどを新たに知りました。指導してくださった方の、「正しくやらないと、人命救助をしているつもりが、悪化させてしまうことになる」という言葉がとても印象に残っています。今回、正しい救急法を学ぶことが出来て本当に良かったと思いました。学ぶだけで終わるのではなく、今回得た知識を人に説明できるようになりたいと思います。

 赤十字社救急法基礎講習に参加して、救急隊が到着するまでの一次救命処置と手当の基本を学びました。実際に人形を使い、心肺蘇生やAEDを用いた除細動を行ったり、二人一組になり三角巾の使い方や、止血の仕方を学んだりしました。初めは、「参加して知識が身についても実際に人が倒れていると、怖くて何もできないだろう。このままだと養護教諭に必要な最低限のチカラも身につかない」と思っていました。ですが、赤十字社の方々の指導を受けて何度も繰り返し訓練していくと、一次救命処置の知識だけでなく「絶対に救いたい」という気持ちが出てきました。それと共に、自信がついたようにも感じます。今回、参加して養護教諭にとって必要な一つの力を身につけることができたので非常に良かったと思います。

  • 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習

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