教育学科 発達支援教育専攻
教授 | 野田 文子 のだ ふみこ |
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専門分野 | 消費者教育、家庭科教育
近年、個々の消費動向が社会や自然環境の重要な課題となってくることから、消費行動の原動力となる価値意識と生活様式について追及しています。また、学校教育における小集団の指導や授業の展開、家庭科の教材開発や指導方法の改善・開発に取り組んでいます。
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担当科目 | 家庭(小)、教師のキャリア発達、教職基礎演習Ⅱ(教科)、教職実践演習(小学校)、研究演習Ⅲ、研究演習Ⅳ、子どもの食と栄養、授業づくりの内容と方法、初等教科教育法(家庭)、消費者教育学 |
学位 | 修士(教育学) |
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最終学歴 | 大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程(昭和53年3月修了) |
教育・研究実績 | 【著書】 ・新しい小学校家庭科の研究 (教育図書センター1996年初版)編著 ・調理で活きる「総合的な学習の時間」-家庭科からの提言-(開隆堂2001年) ・消費生活思想の展開「第Ⅱ部第11章消費者教育と海外事情」(日本消費者教育学会2005年) ・フィンランドの先生‐学力世界一の秘密‐「第2・3・12章」(明石書店2008年) ・消費者教育Q&A-消費者市民へのガイダンス-日本消費者教育学会編(中部日本教育文化会2016年) ・家庭科授業の理論と実践-持続可能な生活をつくる-あいり出版社(2020) 【論文】 ・CAI教材「安全で快適な住まい方」の開発‐室内環境の指導に適した発達段階の検討‐(大阪教育大学紀要1999年) ・大学生の資源管理行動に影響を及ぼす要因-消費者教育と環境教育の融合-(日本消費者教育学会2002年) ・環境配慮能力の形成要因について‐日韓高齢者の消費管理行動とその背景‐(日本消費者教育学会2003年) ・消費者教育における知的財産権・ソーシャルキャピタル‐教材開発の成果と課題‐(日本消費者教育学会2008年) ・高等学校教育普通免許状「家庭」の授与に指定されている科目・内容に対する教員の意識(日本家庭科教育学会2009年) ・野菜嫌いの克服を支援する学習指導についての考察—大学生の野菜に関する体験調査から—(大阪教育大学紀要2014年) ・学習教材「栄養バランスゲーム」の開発(大阪教育大学家政学研究会2015年) ・小学校家庭科「家庭生活と家族」読み物教材の開発と実践 ─TVドラマ「マルモのおきて」から家族のつながりを考える─(大阪教育大学紀要2017年) ・主体的で深い学びのある調理実習に向けた授業改善の提案 —実践につながる調理技能の定着を目指してー(大阪教育大学紀要2019年) ・和歌山県における高齢者の買い物意識と地域環境—地域講座参加者への調査から—(消費者教育2020年) |
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例 |
・公立小学校の「総合的な学習の時間」において、学生とともに『キッズ・ベンチャー』を数年に亘り実施した。
・段階的な指導案作成教材として「題材表」を開発し、学生の学習指導案作成を容易にした。また、模擬授業への取り組みも容易にすることができた。
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作成した教科書、教材 |
・新しい小学校家庭科の研究(教育出版センター年1999年)
・大阪企業家列伝-大阪を創った企業家を調べよう—(大阪企業家ミュージアム2004年)
・関西発!消費者市民社会の担い手を育む(日本消費者教育学会関西支部2014年)
・ぐらぐらゲーム-栄養バランス学習-
・小学校5・6年わたしたちの家庭科(開隆堂)
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実務の経験を有する 者についての特記事項 |
・和歌山県消費生活審議会会長(平成28年度から令和元年度)
・大阪市こども・子育て支援会議委員(平成28年から現在)
・近江八幡市消費者教育推進地域協議会会長(令和元年から)
・門真市教育基本計画策定委員会副委員長(令和2年8月から令和3年3月) ・柏原市社会教育委員会委員(令和2年4月から) |
その他 |
日本消費者教育学会理事・関西支部長(平成22年10月から令和元年9月) |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 |
・中学校教諭一級普通免許状(家庭)
・高等学校教諭二級普通免許状(家庭)
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特許等 | - |
実務の経験を有する者についての特記事項 | ・大阪教育大学副学長(平成20年度~平成25年度) ・門真市教育点検・評価委員会副委員長(平成27年度から) |
その他 |
大阪教育大学名誉教授 |