健康科学科 HEALTH SCIENCES

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沖縄地方

沖縄県立高等学校 (15期生)

 私が教員採用試験に向けて本格的に勉強を開始したのは3回生の3月からでした。問題の傾向や特徴をつかむために、まずは過去問を解きました。過去問は8~9割とれるようにする必要があると聞いていたのですが、それには到底及ばず、自分自身の知識の少なさに大きなショックを受けたことを覚えています。もっと早くから対策しておくべきだったと痛感しました。しかし、それまでの3年間を無駄に過ごしていたのではなく、養護教諭として働くために、自分に足りていないこと、やるべきことは何かを考え行動し、成長してきたという自信はあったので、合格してやる!!という気持ちを持って試験勉強に励むことができました。面接では「自分の考え」を述べることになります。試験前に対策することも重要ですが、実習やボランティアでの経験などが土台となるので、積極的に行動し、感じたことや学んだことを養護教諭としてどう生かすかということを意識しながら過ごすことも重要だと思います。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、様々な活動が制限されました。今後は、それによる子ども達への影響も考慮しながらどうすべきかを判断しなければならないので、先輩方の実践や現場を知る機会を、より大事にしなければならないと思います。その他にも、バイトやサークルで様々な人の価値観に触れたりする機会も大事にしてほしいです。自分が考えたことを言葉にすることは簡単ではありませんが、本大学には熱心に指導してくださる先生と、励まし合う仲間がいるので乗り越えることができます!
 採用試験は長期戦なので、モチベーションを維持する方法を見つけることも重要です。自分の受験する地区の試験日程・内容・傾向を知り、自分なりの計画を立てて実践することが必要だと思います。勉強法に正解はないと思うので、自分のやり方を信じて、時には友人と語り合い、これから出会う子ども達のために勉強しているのだ!という思いを胸に、根気強く頑張ってください!

沖縄県立高等学校 (10期生)

私は関西福祉科学大学で4年間学び、地元である沖縄県へ帰りました。初めの1年間は、別の仕事をしていて、翌年から養護教諭として働くことが決まりました。大学へ進学する時から、卒業後は地元へ帰って養護教諭として働きたいと思っていたので、夢が叶う喜びとともに、しっかりと役割が果たせるのかという不安な気持ちもありましたが、養護教諭としての生活がスタートして、半年が過ぎようとしています。
私の働く学校は、中規模の高等学校ですが、生徒数に対して保健室の利用者数が多いため、2年前から養護教諭が2人配置されています。初めて養護教諭として働く私にとっては先輩の先生に日々指導していただきながら、多くの生徒を対応することができる環境の中で過ごせているので、毎日とてもいい勉強になっています。私が生徒を対応していて特に感じていることは、救急処置の重要性です。救急搬送される生徒や、顔面の怪我など重症度の高い生徒が予想していた以上に多くいると感じていて、適切な応急処置や受診の必要性の判断は養護教諭として自信を持ってできなければならないと実感する日々です。
このように緊張感もある日々ですが、生徒たちはとても素直で人懐こく、生徒たちと関わる時間はとても幸せです。また職員同士もとても仲が良く、何気ない日常での関わりの中から多くのことを学ぶことができています。良い環境に恵まれていることに感謝しながら、まだまだこれからたくさんの経験を積みながら、一歩一歩養護教諭として歩んでいきたいです。



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